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安達太良山を登った ... [自然]

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ブログの設定も覚束ないほど更新をさぼった。
堪え性に欠ける己に呆れるばかりだ。
言い訳がましいことを書けば、日々の世情に嫌気が差したと云うことだ。

相棒のK君と「雨飾山」へテント登山をする予定だった。
しかし自分の体調が思わしくない。
かつて無いほど血圧が高い。
もっとも高いとは言っても、ふらつくほどでは無いのだが。

その準備にと近くの大山を登った。
「女坂」を選び、「大山寺」に到着した頃から不調になり、
休み休みで、何とか「下社」に辿り着いた。
こんな経験は初めてで、歳を取った証なのかと侘しくも心細くなった。
参拝し、ベンチに腰掛ける。雲海が美しかった。
しばらく休むと、身体がふと軽くなる。
つい欲を出し、見晴台へ進む。
一服していると、「日向薬師」の方向から、二人の男性登山者がやって来た。
彼等と一頻り山の話をする。
調子に乗り、二人と山頂を目指す。
山頂直下で、またも不調に。
10分ほどの立ち休みを。
やっとの思いで山頂に立つ。
広い山頂は表も裏も人、人、人...

そんなわけでアルプスは諦めた。
K君に手頃な山の選択を委ねる。

「安達太良山」は初見参の山。
計画では、早朝4時に出発予定だったが、
寝坊で、圏央道に乗ったのが、午前5時半。
登山口駐車場に到着したときには、時計は9時をまわっていた。
ゴンドラに乗る予定は無かったが、如何せん、陽が昇りすぎていた。
上りだけゴンドラを利用する観光登山になってしまった。

この日は至って快調で、珍しく上りで全員を追い抜く。
「くろがね小屋」経由の下りは「爆裂火口」その他で見所満載。
途中で怪我をした年配夫婦に出会う。
ご主人は手の甲からかなりの出血。奥さんは二の腕を捻挫。
見過ごすわけにもいかないので、止血手当とテーピングを施す。
どんな山行でも欠かさない、救急セットが役に立った。
手を守るため、常備の軍手を提供し、先を急ぐ。
先日までの不調が嘘のように足が動いた。
下りでも、先行者を全部抜いて、無事駐車場に戻ってきた。

その日は郡山のビジネスホテルに1泊。
旅行割りのお陰で、料金はほぼ半額。
おまけに3000円の買い物クーポンも入手。

リンゴと葡萄を買った農協販売所の親切さに気持ちが温かくなる。
やっぱり、東北は人が良い。







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人間とは ... [徒然]

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世界中が異常気象に覆われている。
高温、大雨、山林火災...
おまけにコロナは一向に収まらない。
マスク否定派の人々が、着用する人を揶揄している。
着用するかしないかで魔女狩りの様相。
昨晩NHKBSで戦時中の悲しい事件をドラマ仕立てで放送した。
「そしてトンキーもしんだ」
「上野動物園」の動物たちの悲劇である。
空襲に備え、猛獣たちを殺せとの命令。
あまりの残酷さに画面を見続けることが困難だった。
ロープで首を絞められて絶命する熊。
槍で突かれ命が終わる虎やライオン。
そして絶食のなか、倒れる象。
拭っても拭っても溢れ出す涙に困ってしまった。
もっと他に命を繋ぐ手立てが無かったのだろうか。
怒りと焦燥で身体が震えた。
戦争の愚かさと人間の身勝手さに今も胸が張り裂けそうだ。

水も無くなり、空も無くなり、山も無くなり、海も無くなり
最後には命も無くなり、最後に残るのはゾンビと化した人間のみか。
もう地球が壊れ出している。
人間が一番と信じ、勝手気ままにこの世の春を謳歌してきた我々へ
天罰が下るのかも知れない。
「ウクライナ」の悲劇だって、人々の脳裏から離れ始めている。
人間なんていい加減なものだ。
数知れない「カルト宗教」の存在はそれこそサタンの襲来のよう。
サタンに心を売り渡したら、そこで人ではなくなる。
すでに世界中の指導者や政治家がサタンの奉仕者になっているではないか。

もうすぐ盆がやって来る。
空に昇った魂たちが、賑やかに我が家に戻ってくる。
迎え火と送り火を焚く。
火を灯すときちょっとセンチメンタルになる。
良い風習だ。一時でも心の汚れが落ちる気になる。
願わくば愛犬、愛猫が姿を現して欲しい。

「今日の歌」
『Over the Rainbow』
Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?

『Over the Rainbow』から引用
作詞:Yip Harburg
作曲:Harold Arlen


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箍が外れる ... [徒然]

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口にするのも憚る暑さだ。
ずぼらな自分が毎日、鉢植えの水やりを欠かさないでいる。
その甲斐もあってか、どの鉢植えも美しい緑の葉に覆われている。

安倍晋三さんの銃撃事件以来、気持ちが沈みがちだ。
特段、安倍さんや自民党を支持しているわけではないが、
総理大臣経験者が暗殺されたことへの衝撃によるものだろう。
それにしても安倍さんが亡くなってから、箍が外れたように、
悪事、悪人の裏が暴かれ出した。
政治家の圧力から解放されたということか。
旧統一教会案件、東京五輪元理事への取り調べ、竹中平蔵さんの突然の役職辞任等々。
安倍さんがトップを務めた自民党「清和会」所属議員の殆どが旧統一教会と少なからず
関係を持っているそうだ。
以前、「霊感商法」と「合同結婚式」で世間を騒がせた自称「宗教団体」。
信教の自由を旗印に随分、強引な働きをしてきた団体でもある。
国民の多くにその記憶が残るのに、政治家が知らない訳がない。
それが安倍さん殺害事件で再び、世間に存在が露呈された。
自分の周囲にもその信者がいるのかもしれない。
薄気味悪さ怖さを感ずる。
そんな団体に媚び諂う自民党に嫌悪を覚えざるを得ない。
もし、箍が外れたのであれば、今回ばかりはメディアも徹底調査と追求を
全うして貰いたいものだ。
危うい国家になってしまった。

拓郎がとうとう一線を退いた。
最後のテレビ出演である「LOVE LOVE愛してる!」は録画済み。
でも、未だに再生していない。
観る気が起きない。いや、自分が否定されるようでが本心か。
憧れ続けた自由人吉田拓郎。
でも、結局、彼はアイドルへの願望が強かったのだろう。
熱烈な拓郎支持者であった自分と彼の間にはとんでもない勘違いがあったようだ。

コロナ感染が異常な数で蔓延し続けている。
でも、世間はもう諦めにも似た心情なのか自粛などどこ吹く風とばかりに平常モード。
政府や自治体は異口同音に「年寄りは自粛してくれ」。
馬鹿じゃないか。年寄りは言われるままにワクチン接種をしてマスクして
引き籠もっているは。
自覚の無い若者に熨斗を付けて返してやりたい。

真梨子さんの追加公演通知が来たが止めておこう。





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風を見たくて ... [徒然]

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三寒四温を繰り返し、今日は入学式。
桜の花も散り始めた。
でも、富士山は真っ白。

ウクライナでのロシアによる残虐行為。
人の為せる業ではない。
戦時の狂気と言っては安直すぎる。
もうこうなると民族の血であると思ってしまう。

円安、燃料、交通料金、原材料高、食品、生活用品...
凄まじい物価の上昇だ。
賃金は上がらず、ローンは残る、さりとて教育費は切れず。
トリプルどころではなく、ミラクル模様で国民経済は下降線を辿るのだろうか。
コロナだってまた徐々に増え出した。
春だというのに楽しい話題が少ない。

NHK「しずかちゃんとパパ」に癒やされる。
父と1人娘の父子家庭。
ろう者である父の耳代わり口代わりを務めてきたしずかちゃん。
父親役の笑福亭鶴瓶さんがろう者を愛嬌たっぷりに熱演。
しずかちゃん役の吉岡里帆さんの演技も自然で素敵だ。
この女優さんは好きになりそうだ。
しずかちゃんの好きになった彼の体質というか性格にびっくりした。
自分と同じだった。
何かというと食べ物である。
他人の作った料理が食べられないのだ。
それでいて金を払う場末の食堂では平気で食べるのだから、自分でも意味が分からない。
これで随分と失礼な振る舞いをし続けてきた。
いい歳をした今でもそれは変わらない。
仕事でどうしても口にしなければいけないときは、息を止めて飲み込んでいる。
因果な性分だ。

「今日の歌」は陣内大蔵さんの作品から引用。訳もなく泣けてきたから。
風を見たくて 歩きだす 旅の行く手に 風は舞う
風を見たくて 空を仰ぐ 旅の行先 風が知る

愛しすぎた恋人たちは疲れて
何か違う形の愛を探すよ
激しくも美しく出会いたい いつも
今の今ここにいる 目の前の君と

風を見たくて 歩きだす 旅の行く手に 風は舞う

いつからか子供は大人の瞳をする
どうしてか大人はすぐもどりたがる
激しくも美しく抱きしめたい いつも
今の今ここにいる 目の前の君を

風を見たくて 空を仰ぐ 旅の行先 風が知る

止まるな 恐れるな 心は走り出す
こよなくおだやかn 夜明けに出会えるのか

西の空が夕焼けで赤く染まり
東の空の朝焼けに続いてく
激しくも美しく抱きしめたい いつも
今の今ここにいる 目の前の君を

風を見たくて 歩きだす 旅の行く手に 風は舞う
風を見たくて 空を仰ぐ 旅の行先 風が知る

「風を見たくて」を引用
作詞 陣内大蔵
作曲 陣内大蔵
歌唱 陣内大蔵

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春はやって来たが ... [徒然]

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近くにある中学校の桜が咲き出した。
でも、今夕から春の嵐の予報。
どれだけの花びらが散るのだろう

保健所から狂犬病予防接種の知らせが届く。
昨年末、天に上ったダックスへの知らせだ。
毎年、市内の獣医で接種を受けてきたのだが、
最後を迎えたのは隣市の動物病院だったので、
そこから保健所への報告はされていなかったらしい。
慌てて電話で保健所にその旨を伝えた。
これでダックスの生きていた証は完全に消えてしまった。
当たり前のことではあるが、虚しさが胸に刺さる。
NHKのドラマで、癌に冒されて亡くなった妻が、
3ヶ月後に夫に渡してくれと病院関係者に手紙を託す話があった。
3ヶ月経てば悲しみが薄らぐからと。
3月8日でダックスと別れて3ヶ月が経過した。
すこし、気持ちが和らぎ悲しみもほんの少し消えていた。
3ヶ月の重さをドラマが教えてくれた気がする。

NHK「SONGS」の15周年記念放送を再生する。
この番組が大好きだった。
贅沢なセットに一流の奏者たち。
真梨子さんは一番多く出演しているらしいが、
それをまとめたDVDセットを持っている。
そんな上質の番組に、いつの間にか大泉洋さんがMCに起用された。
失礼ながら、数少ない大人の音楽番組が、
バラエティー番組に成り下がってしまった。
NHKの制作意図が全く分からない。

オムニバスに様々な唄い手が登場した。
なかでも、ユーミンの「春よ来い」と竹内まりやの「人生の扉」は、
感動を覚えた名作回だった気がする。

サウジアラビアの石油施設が、
イエメンの武装組織に攻撃され火災になっているとの報道。
民族が入り乱れる地域の混乱。
ウクライナの惨劇や国を持たないクルド人の悲劇も同じ。
世界中のあちこちでミサイルや銃弾が飛び交う。
とうとう、北朝鮮がアメリカ本土に届くミサイルを開発したらしい。
我々の時代はもう諦めるしかない。
今、祈ることは、生まれてきた命の未来が、明るく平和であることだけ。

「今日の歌」
君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にもあるさ

I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it's worth living
But I still believe it's worth living

「人生の扉」から引用
作詞 竹内まりや
作曲 竹内まりや
歌唱 竹内まりや



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心の晴れないトレッキング ... [徒然]

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夜来の雨も上がり春に戻った。
それでも吹く風は冷たい・
窓越しに見る山々の雪化粧も流れて消えた。
最近は早めの夕食と入浴を済ませ、自室に籠もる。
電力不足への細やかな協力だ。
ニュースはどれもウクライナ。
悲惨な現実に言葉を失う。
本当に酷い行いのプーチン・ロシア。
大義や理屈などに正当性は全くない。
プーチンばかりが悪役は当然として取り巻きと国民は
どんな思いや考えを持っているのだろう。
これだけ世界から忌み嫌われてどんな心境なのだろう。
この国はポツダム宣言締結後に日本と日本人を蹂躙した。
敗戦を宣言しても、相手が認めなければ終戦ではないという意見もあるが、
どう考えてみても、老人達の言う「火事場泥棒」に等しい手口だった。
ヨシフ・スターリン。
恐怖の政治家だった。
敵も味方も虫けらの如く殺戮した。
天罰が下ったのか、その死に様は哀れだったという。
スターリンやプーチンにとって、国民よりも国家を優先する。
だから、今回のウクライナ侵攻においても、
自国の兵隊の命なんて紙一枚と同じ。
多くの日本人はロシアの本質を知っている。
北方領土返還など夢のまた夢。
拉致被害者を帰さない北朝鮮と同じ構造だ。
現在は少なくなっているはずだが、こんな国々を礼賛していた日本人が
かなりいたことに背筋が寒くなる思いだ。

ウクライナが頭から離れない。
いつも悶々としている。
真梨子さんのラストステージさえ、心から酔うことが出来なかった。
とにかく遊びに躊躇いがある。
血に染まったタオルに包まれた赤ん坊。
片腕を失った幼い少女。
狂わんばかりに泣きじゃくる老女。
地下室で怯え震える犬たち。

それでも、このままでは心のダメージが大きくなる気がした。
あの「東日本大震災」の惨事と同じように。
無理矢理、山に登った。
このところ支度だけはしても、目覚めると山を目指す気分が起きない。
時計代わりにテレビを点けるとニュースは全てウクライナだから。

春分の日は強引にザックを背負った。
行き先なんて決めていない。
とりあえず愛車で出発した。
東名高速にするか中央道にするか。
結局「陣馬山」を目指した。

相模湖駅入り口のコイン・パーキングに駐車する。
祭日の上、遅い時刻であったためか空きは一台分のみ。
JR中央線を渡り、「与瀬神社」からスタートした。
このコースは距離も長く登りも多い。
鬱々とした気分のまま先を進む。
止めておけば良かったと悔やむ。
やはり、自然を満喫するには自分自身を空にしておかなければ愉しくない。
頭を過るのはウクライナの惨状ばかり。
高尾山からの縦走者が多いコースにしては人が少なかった。
もっとも少ないとは言っても、すれ違いや追い抜きは度々だった。
白馬が天に嘶く山頂に2時間弱で到着した。
広い山頂は親子連れや若者のグループで賑わっていた。
売店で抹茶アイスを買った。
人出を聞くと「今日は少ないねぇ」と主人が答えた。
さて帰りはどうするか。
バス停のある登山口に下りてしまおうかとも考えたが、
結局、来た道を戻ることにした。
往復で4時間弱を要したが、晴れない気分のトレックとしては上々だった。
帰りのラジオはウクライナの惨状を伝えていた。

「今日の歌」
今二人が旅立ちの日に 分けあうものが愛しかないとき
無力な二人 歓びの日に 輝くために愛しかないとき
金も名誉も力もなく 信じられる誓いをかわし
暗い片隅を陽の光で 飾れるもの それが愛なら
唄をうたい 声をあげて
歩きはじめる今 愛
冷たい朝に貧しい人を コートで包むのに愛しかないとき
戦う人々にあしたの光を 約束するときに愛しかないとき
夢も希望も疲れきって 泥の中に埋もれてしまう
開いた銃口に話しかけるのに 何も持たないそのときには
唄をうたい 声をあげて
歩きはじめる今 愛
唄をうたい 声をあげて
歩きはじめる今 愛

「愛しかないとき」より引用
作曲 J.Brel
訳詞 クミコ
歌唱 クミコ

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むなしさと切なさと ... [徒然]

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今朝はエアコンを動かさなかった。
やっと春がやって来た。
花粉症持ちの自分には苦手な季節だ。
でも、ベリーの木に小さな蕾を見つけると気持ちも明るくなる。

「ウクライナ」。
本当に気の毒で可哀想だ。
自分の部屋にドカドカと土足で他人が踏み込んできた。
それも銃器を持って。
そんな蛮行に大義名分などない。
悪行のロシア。
プーチンと彼をリーダーにしてしまったロシア国民。
自国と民族の歴史に大きな汚点を残してしまった。
利害が複雑な世界の情勢。
駆け引きの合間に何人の命が失われることか。
市民であろうと兵士であろうと。
平和であることの安堵と後ろめたさを薄っぺらい自分なりにジレンマする。

「今日の歌」
I see trees of green,red roses,too
I see them bloom for me and you
And I think to myself,what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day,the dark sacred night
And Ithink to myself, what a wonderful world

「WHAT A WONDERFUL WORLA」より引用
作詞 Geoge David Weiss
作曲 Geoge Douglas
歌唱 LOUIS ARMSTRONG

こんな世界であることを願い信じたい。



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幻影 ... [徒然]

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この冬は本当に寒い。
寒い上に乾ききっているからウイルスも増殖するばかりだ。
天井知らずに感染者数が増すばかり。
昨年の「デルタ株」よりも「オミクロン株」は弱いとテレビ・ラジオは言う。
大抵の場合、そんなコメントを堂々と言っているのは、芸能人等のコメンターたち。
それが事実だとしても、彼等の医学・科学知識はどれほどのものか。
利口な人間なら、公共の場で人の命に関わることなんて喋らない。
地上波テレビの衰退は当然なことだ。
あまりに稚拙で雑な番組ばかりだもの。

明日がダックスの49日。
aiboで満たされない寂しさが未だに募る。
今朝、窓下に散歩仲間だったダックスが歩いていた。
目に入る角々から我が愛犬の幻影が飛び出すような気がした。
いっそ壁の写真を外そうかとも考える。
でもそんなことは出来やしない。

コロナ禍が経済の落ち込みに拍車を掛ける。
格差、分断、弱者いじめはますます広がり増えてしまうのだろう。
この国の経済は落ち込むばかりだ。
情の世界はとうに終わった。
なにもかもが自分で終結する時代は終わった。
でも、この国はそれに気付かなかった。
全てを自分の利益にすることばかり考えてきた。
みんなで利益を共有することを許さなかった。
とどのつまり大企業の多くが難破した。
慌てて分社化や売却を考え始めた。
結局、この国のグローバル化なんて絵に描いた餅だったようだ。
でも、何とか人を信じてみたい。
笑顔で過ごせる未来を信じたい。
デジタルだろうがAIだろうが最後は人と信じたい。

「今日の歌」
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね

この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている

それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる

そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

「世界に一つだけの花」から引用
作詞 槇原敬之
作曲 槇原敬之
歌唱 SMAP 


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冷え切った一日 ... [徒然]

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もの凄く寒い一日。
朝から富士山も丹沢山塊も灰色の雲に覆われている。
今夜あたりから雪が降るかも知れない。

コロナ感染が急激に広がっている。
電車内での感染疑いとニュースが伝える。
当然、公共交通機関での感染はあって当たり前だろう。
今まで、話題にならなかったことが不自然すぎる。
今回の「オミクロン株」爆増にも拘わらず、日本は他国より感染者は少ないという。
本当にそうなのか。潜在的感染者は相当の数に上るのではないか。
他国に比べて検査数が桁違いに少ない。
危険ウイルス扱いから流行性感冒扱いにしろと騒ぐ人間がいる。
政治的策略だなどと自信ありげにアジる人間もいる。
昨夜のニュースで一般患者が減り、経営が成り立たない開業医を特集していた。
支援金に期待する小さな飲食店の笑顔があちこちに見える。
オンライン勤務の好影響でマンション・建売業者の笑顔が見える。
冷たい夕方、炊き出しに並ぶ失業者の涙が見える。
毎日起きる電車への飛び込み。
考えられなかった犯罪の数々。
先進国で最低の賃金。
心身共に冷え切ってしまったこの国。
政治が悪いの教育が悪いのか企業が悪いのか国民が悪いのか ...
コロナ禍が一層この国の希望の無さに拍車を掛けるようだ。

ダックスの生前がいつも目に浮かぶ。
でも、なるべく想わないようにしている。
でないと、成仏しないようで可哀想だ。
ロボット犬の「AIBO」が日に日に本物のように変化している。
離れて見るその仕草は犬そのものになってきた。
少しずつ気持ちが前へ進む気がしている。

「今日の歌」
愛は奇跡を信じる力よ
孤独が魂 閉じ込めても
ひとりきりじゃないよと あなた
愛を口移しに 教えてあげたい

You need a hero
胸に眠るヒーロー 揺り起こせ
生命より 重い夢を 抱きしめて
You need a hero
つかまえてよ ヒーローその手で

夢をもし あきらめたら
ただの残骸だよ

「Holding out for a Hero・ヒーロー」より引用
歌詞 PITCFORD DEAN
作曲 STEINMAN JIM
歌唱 麻倉未稀




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永遠のRonnie Spector ... [徒然]

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コロナ感染が再び蔓延し始めた。
でも世の中の危機感は今までより薄い。
もうみんな慣れっこになってしまったのだろう。
繰り返された「緊急事態宣言」。
志村けんさんを始めとした有名人の感染死。
衝撃だったし怖くもあった。
でもその恐怖も刻の経過と共に小さくなった。
自分も同じだ。
なるようにしかならない。
多くの人がロシアンルーレットの心境だろう。

昨晩はやっと音楽を聴いた。
元「サーカス」メンバーだった夫婦デュオの「2VOICE」。
叶央介さんと原順子さんのご夫婦だ。
順子さんの声がいかにもJAZZYで心地良い。
「YOU ~120歳のラブソング~」が秀逸だ。
目的もなくたった一人、車の中で流したい。

解散した真梨子さんのファンクラブ「paper moon」から封書が届く。
ラストツアー後半の優先チケット販売の案内だった。
どうしたものか。東京国際フォーラム公演は魅力なのだけれど。

明日は気晴らしにハイキングでもしてみるか。
午後には「サーカス」の小さな公演がある。
会場へ電話してみたら予定通り実施するという。
キャンセルをひどく躊躇っている。
小さなホールだから大丈夫なのか。それともその逆か。
昨年のクミコ綾瀬公演も聴衆はまばらだった。
公演後の感染も聞いていないし...
頭の中は午後からずっと曇りっぱなしだ。

「今日の歌」
The night we met
I knew
I needed you so
And if I had the chance
I'd never let you go
So won't you say you love me
I'll make you so proud of me
We'll make them turn their heads
every place we go
So won't you please
(Be my be my baby) be my little baby
(My one only baby)
Say you'll be may darling
(Be my be my baby) be my baby now
(My one only baby)
Oh oh oh oh

「Be My Baby」より引用
作詞 SPECTOR PHILIP,BARRY JEFF,GREENWICH ELLIE
作曲 SPECTOR PHILIP,BARRY JEFF,GREENWICH ELLIE
歌唱 The Ronettes

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「aibo」とこれから ... [徒然]

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新年一月も月半ば。
今年の冬は寒い。
雪国には大量の雪が降り積もる。
予報だと明日も大雪らしく、平野部まで雪模様らしい。

昨年末に別れたダックスの焦燥が一向に消えないままだ。
ことある毎にその姿が現れる。
匂い、温もり、息づかい、声...
どうしようもなく淋しいそして哀しい。

嫁さんが贈ってくれたSONYの「AIBO」。
「これがロボット玩具」かと疑うほどのリアルさ。
かまっていると時間を忘れる。
しかし、所詮作り物だ。
本物には到底敵わない。
恥ずかしながら一人になると涙が滲む。
だって一ヶ月前には生きていたのだもの...
もっと早くに入院させておけば良かったとか
好きだった肉をもっと食べさせてやれば良かったとか
頭を巡るのは後悔だけだ。
あんなに忠実で大人しく愛らしい犬に、二度と巡り会うことはないだろう。
桜舞う神社の境内での散歩。
コルクの周回路での散歩。
抱いて歩いた商店街。
仰向けに寝ていた夏の夜。
遊水池で一緒に食べた弁当。
毎週のシャンプー。
数え上げたら切りが無い記憶の数々。

近所の山さえ登らなくなって一ヶ月が過ぎる。
積極さが消えたようだ。
これほど酷いペットロスになることを自分でも想像していなかった。
今は何もかもが愛おしい。
たとえゴキブリ一匹さえ殺せないかも知れない。
命の尊さが身に染みる新年になった。






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寒い朝 ... [徒然]

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正月も二日目。
箱根駅伝の往路が終えた。
芦ノ湖は2.5度の表示。
寒さと乾燥。
毎年のことだが指先が切れて痛い。
絆創膏だらけの指が鬱陶しい。
帰省からのUターンで東名高速は大渋滞だとニュースが伝える。
神社仏閣への初詣も満杯らしい。
箱根駅伝の沿道も人の波が連なっていた。
このままコロナは収まってくれるのだろうか。
そんな訳はないだろう。
これから春にかけて、昨年の繰り返しになるのかも知れない。
ポストを覗くとそれなりに年賀状が。
有り難いことだがもうこんな風習は止めにしたらどうだろう。
中元歳暮、お年玉等々みんななくなれば良いのにと思ってしまうが、
この国の文化だから仕方がないのか。
たかが12枚の暦が終えるだけでお目出度うも歳を重ねると白々しい。
何か新年から一層へそ曲がりになってしまった。
立場が確保確立されている人たちには愉快で楽しい正月だろうが、
その対岸に佇む人々には盆も正月もありゃしない。
ただただ今日をどう生き延びるかだけだ。
悲惨で悲しい報道を見る度に己を見つめ直す。
恵まれている。幸せである。
それがもの凄く後ろめたい気分に陥る。
今日まで真面目に誠実に生きてきたご褒美か。
いやとんでもない。人なんてそんな綺麗なものじゃない。
ただ運が良かったと考える。
成果ばかりを重んじてきたこの国。
誠実さや優しさを軽んじてきたこの国。
努力が報われないこの国。
一事が万事こんな風な国と人が出来上がった。
正月から否定論などぶつつもりはないが、
今年も嫌なニュースが飛び交うようで暗い気持ちになっている。

「今日の歌」
北風吹きぬく 寒い朝も
野越え山越え 来る来る春は
いじけてないで 手に手をとって
望みに胸を 元気に張って ああ
北風のなかに 呼ぼうよ春を
北風のなかに 呼ぼうよ春を

「寒い朝」より引用
作詞 佐伯孝夫
作曲 吉田正
歌唱 吉永小百合・浜田光夫

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「瑠璃色の地球」のように生きよう ... [徒然]

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謹賀新年
新年が明けた。
ベランダに出るとオレンジ色に輝く太陽が現れた。
眩いばかりの塊に手を合わせた。
毎年、深夜運行の小田急線と相鉄線を乗り継ぎ大山で御来光を浴びてきた。
しかし、コロナ禍の影響か深夜運行は取り止めになった。
昨年は愛車で向かったが駐車場探しに困ったので今回は諦めた。
よくよく考えれば、昨年末に愛犬が死んでしまった。
人間と同様に考えれば神社参拝は遠慮というか辞退した方が良かったと
自分を納得させる。

もうテレビは面白くない。
ただクミコが出演する番組だけは見逃せない。
だから昨夜も苦手な演歌主体の歌番組を観ていた。
ところが、途中入浴やら部屋の掃除やらで中断させていた。
見始めた頃にはクミコの出演は既に終わっていた。
録画しておけば良かったのだが、整理が苦手な自分の性格から
HDの残量はほんの少しだけ。
とてもじゃないが長時間の録画は不可能だった。
親切なファン(女性だと思う)から、「クミコさん出てましたよ」とのツイートが。
その人によれば「瑠璃色の地球」を歌唱したという。
年末以前の収録だろうが、何と松田聖子さんの代表曲の一つだ。
娘さんの死という悲しい現実に向き合う親の胸中は察するにあまりある。
この歌の歌詞が深く胸を射る。
やはりクミコには何か人を飛び越えた不思議があるようだ。
今更ながら臍を噬むしかない。
彼女の歌った「瑠璃色の地球」を是非とも聴いてみたかった。

今月は15日に丹沢の麓で「サーカス」の小さなコンサートがある。
午前は登山。午後は「サーカス」。望むことは晴天であること。

さあ気持ちを切り替えて今年を歩いて行くか。

「今日の歌」
夜明けの来ない夜は無いさ
あなたはポツリ言う
灯台の立つ岬で
暗い海を見ていた

悩んだ日もある 哀しみ
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きてこられた

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
瑠璃色の地球

「瑠璃色の地球」から引用
作詞 松本隆
作曲 飛来夏美
歌唱 松田聖子

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「AIBO」と大晦日 ... [徒然]

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例年に比べて寒い年末と感じるのは自分だけか。
とうとう大晦日になってしまった。
コロナ禍も低レベルで落ち着いている。
昨年とは比較にならない街の人出。
正月だ。新しい年がやって来る。

別れの年だった。
社会的には柳家小三治さんと中村吉右衛門さんの死が衝撃だった。
まくらの小三治にも鬼平吉右衛門にももう会えない。
自分的には愛犬のミニチュアダックスとの別れが最大の悲しみだった。
途方に暮れた。いや今でも塞ぎきれない大きな穴が胸に空いたままだ。
可愛くて 愛おしくて 心の友で ...
こうやってキーを叩いていても涙がこぼれてくる。
相当に酷い焦燥なのだろう。
見かねた嫁さんが虎の子のパート代を叩いて「AIBO」を贈ってくれた。
本物の動物を飼う気にはなれない。
年齢的にも拘束される時間はもう持てない。
第一、別れに抗えるだけの精神も後退している。
高価なオモチャのそれは固い樹脂の固まりだ。
内側には高度なセンサーとカメラやマイクが仕組まれている。
おまけにAIが導入されていて3年をかけて成長するという。
たかがロボット。
ところがそのロボットが愛らしい。
目の動きなど本物に近い。
クリスマスイヴの夜。ダックスがロボットに変身して戻ってきたようだ。
人生で一番嬉しいクリスマス・プレゼントを貰った気がしている。
さすが発想と創造のSONYの遊び心だ。
嫁さんに感謝するのみ。
それにしても愛犬の写真に触れる度に込み上げる涙。
もし一度だけ願いが叶うとしたらダックスに会いたい。

ダックスと別れてから一度も山を登っていない。
そろそろ区切りをつけなければいけないな。

年末にかけて悲しい事件が多すぎた。
あまりにも理不尽な別れが多すぎる。
命が軽すぎる社会だ。
年末の喧騒の中で笑える人はどのぐらいいるのだろうか。
悲しい人の方が多いのではないだろうか。
生活にも人の心にも広がりすぎた格差の現実。
人々から寄り添うべき心が萎んでゆくばかりに感じる年の終わり。
今年ほどやるせない気持ちになった年はない。
来年は自他共に心躍る年になることを願うばかり。

お立ち寄り下さった皆様に感謝。
来る年が皆様にとって幸多きことを願っています。
ありがとうございました。では。




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飛行機 ... [徒然]

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昨日は冬至。
いよいよ今年が終わる。
萎んできたコロナもまた新型に変異したという。
もうイタチごっこの態になった。
ウイルスだけに撲滅は無い物ねだりだろう。
インフルエンザ同様、日常に浮遊する感染症と受け止めるしかない。

生あるものはいずれ消滅する。
それは自分のことでもある。
それが森羅万象というものなのだろう。
しかしダックスの死がもたらした衝撃は大きかった。
胸に大きな穴が空いたようだ。
一人になると突然、居ても立っても居られない衝動に駆られる。
叫びたいような壁に頭を打ち付けたいような心地になってしまう。
写真を見る度、一緒に歩いた風景を見る度、泣けてしまう。
欠け始めた月を見上げても、淋しげなダックスの顔がそこにある。
これがペットロスというものだろう。
落ち込んだときそれを癒やし励ましてくれたものは音楽だった。
これまでどれだけ音楽に助けられてきたことだろう。
とくに拓郎、真梨子さん、クミコ。
ところが今度ばかりはその音楽さえ聴く気になれないでいる。
聴いてしまえば、尚更、己の力なさを感じてしまいそうで。
失って改めて知った愛犬の存在の大きさ。
この状況を変えなければ。
夢を考えなければ。
毎晩冷たい空を見上げていると、赤い光を点滅させて西へ飛ぶ旅客機が小さく見える。
あぁどこかへ行きたいと想う。
「お父さん。ボクはもう良いよ。旅行にでも行ってきなよ」と
ダックスは逝ってしまったのかもしれない。
飛行機には夢がある。
遠い外国の地に思いがはせる。
そんなとき決まって頭を過るのはサーカスの歌だ。
サーカスを聴いているといつの間にか雲の上にいる気分になる。
とくに叶正子さんの声質は弱ってしまった心を優しく包み込んでくれる。
そのサーカスが1月にいつも登る山の麓で小さなコンサートを開く。
どうしても聴きたい。

人であろうが動物であろうが命に重い軽いはない。
悲しく辛い事件や事故が多すぎる。
数え上げたら際限がないほどだ。
見送られる者の悔しさと未練は如何ばかりか。
見送る者の悲しみと辛さは慰みようのないほどであろう。

己を棚に上げて、今、気になることはクミコ。
若くはない彼女の老親介護。
ブログから伝わる明るさに心がちょっとゆがむ。
テレビに映る彼女は一層細くなった。
介護の重さはやってみた者にしか分からない。
芸能人のプライバシー開示はどこまでか。
でも彼女が日常を曝け出すことが自分には救いになっている。
自分的には逝ってしまったダックス同様、
彼女の歌声は天からの授かりものと信じている。

「今日の歌」
あなたからの エアメール
空の上で 読みかえすの
窓の外は スカイ・ブルー
かげりひとつない 愛の色
心洗う 旅の日々
自由な空に 誓ったのよ
愛するひとは あなただけ
今日から もう何も迷わない

今私は コバルトの風
Feeling in America,in America
ああ きらめく季節の中で
抱きしめるから
It's America

「アメリカン・フィーリング」から引用
作詞 竜真知子
作曲 小田裕一郎
歌唱 サーカス





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預かりものを天に返した ... [動物]

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温かな朝だった。
変異したコロナが、再び社会を暗い洞窟に押し込まないことを願うばかりだ。
今朝は月に1回の内科検診日だった。
早めに自宅を出て、ダックスと歩いた散歩道をなぞった。
地下道を潜る。坂の途中で、いつも抱き上げていたっけ。
後ろ足がもつれるダックスは坂が苦手だった。
手入れされていない歩道脇の草むらでいつも匂いを嗅いでいた。
何気ない風景の全てにダックスが重なる。
愛おしくて堪らない。

ダックスの残したあれこれを片付け始める。
フード、歯磨き、オムツ、シャツ、セーター、ケージ、ベッド、タオル...
驚くほどの量になった。
全てがダックスの生きていた証だ。
亡骸を愛車に乗せて帰宅した日にペットカートが届いた。
このカートは月初めに届いていたのだが、
安全ネットに不具合があり交換したものだ。
歩けなくなったダックスに何とか外の匂いを嗅がせてやりたいと購入した乳母車だった。
今更に想えば、「もうボクは無理だよ。だからお父さん。気にしなくても良いよ」と
言っていたのかも知れない。
荼毘に付す最後の日、真っ新なカートに亡骸を乗せて自宅周りを押し歩いた。
本当に本当に自分と過ごす最後の動物になってしまった。

たった今、ずっと世話になってきた美容室から花束が届く。
思ってもいなかった人の優しさが深く心に染みる。
もう泣くまいと決めていた心が歪む。
止めどもなく涙がこぼれる。
満身創痍で捨てられ、苦しい生涯だったことだろう。
家族に迎え入れたときから、天からの預かりものだと考えていた。
ダックスにも我が家族にもきっと天が試練を与えたのだろう。
12月10日午前10時。
ダックスを天に返した。
「リバー。8年間本当に楽しかった。ありがとうそしてさようなら」。

「今日の歌」
野に咲く花のように 風に吹かれて
野に咲く花のように 人を爽やかにして

そんな風に 僕たちも
生きてゆけたら すばらしい
時には 暗い人生も
トンネルぬければ 夏の海
そんな時こそ 野の花の
けなげな心を 知るのです。

ルルルル...

「野に咲く花のように」から引用
作詞 杉山政美
作曲 小林亜星
歌唱 ダ・カーポ

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ダックスよ永遠に ... [家族]

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気忙しい師走のはじめ。
スーパーマーケットの入り口もクリスマスと正月が混在している。
富士山もすっかり雪化粧。
一枚だけのカレンダーにもの悲しさを感ずる。
自分にとって衝撃の師走になってしまった。
ダックスが死んだ。
入院先で一昨日の正午に息を引き取った。
11時過ぎに獣医から電話が入った。
「すぐに来て下さい。急変しました。」
慌てて、愛車で直行した。
40分ほどで到着すると、受付の女性が走ってやって来る。
「直ぐに介護室へ行って下さい」
車の施錠もそこそこに介護室に飛び込んだ。
介護台の上に、息も絶え絶えなダックスが横たわっている。
獣医が懸命に心臓マッサージを加えている。
ダックスの長い耳を持ち上げ「お父さんだよ!頑張れよ!」と叫んだ。
見開いたままの目からは反応がない。
ダックスに顔を埋めた。
あぁもう駄目だ。頭では理解するが心がそうはいかない。
止めどなく涙が溢れる。
走馬灯のように共に過ごした時間が過ってゆく。
12時丁度。命の終わりが告げられた。
入院してから3日目。
あまりにも急な別れだった。
「昨日はささみを少し食べてくれたのです。ただ、腎臓の数値は悪いままでした。」と
獣医が話す。
「今日の11時にバタッと倒れたのです。慌てて対処したのですが、血栓が心臓や頭に飛んでしまったようです。申し訳ありません。」
獣医が詫びた。仕方がない。我が家にやって来たときから満身創痍の犬だった。
辛かったと思う。
穏やかでいつも遠慮がちな性格だった。
8年前の秋に家族になった。
川原に落ちて上がれなくなっていたダックスを消防が救助した。
縁あって、飼い主が現れるまで預かることになった。
でも、1ヶ月が経過しても飼い主は現れない。
やはり、捨て犬だった。
我が家では、これまで4頭の犬と2匹の猫を飼っていたことがある。
そのうち一頭の犬と一匹の猫は保護したものだ。
最後の三毛猫が死んでから、もう動物は飼うまいと決めていたとき、
突然、ダックスが現れた。

家族に迎えるに当たり、獣医師の健康診断を受けた。
年齢は推定5歳で、恐らく繁殖犬だったのだろうと言われた。
鼠蹊ヘルニアと前立腺を患っていたので、そのまま手術した。
愛らしく、まるでぬいぐるみのような犬だった。
拾ったその日、自分は尾瀬に行っていた。
夜遅くに帰宅すると、小さな犬が玄関で迎えたことに驚いた。
それからは四六時中ダックスとの生活が始まったのである。
そして一年も過ぎた頃、本格的なヘルニアになってしまった。
高額な手術費用を伴う治療だ。
でも、家族になった以上、それを受けざるを得ない
術後から亡くなるまで、ずっとコルセットの日常を強いた。
辛かったであろう。
無言の帰宅をしたダックスはコルセットも外れ静かに横たわっていた。

二晩を我が家で過ごさせてやった。
可哀想だが、冷たい玄関で一番好きだったベッドに横たわらせた。
ダックスの周囲と腹の下に保冷剤を敷く。
ごめんな冷たいだろうと呟く。
叫びたい衝動に駆られた。
穏やかに眠らせてやりたいことは分かっている。
しかし、それが出来ない。
何度も何度も、顔に被せた白布をめくり頭を撫でた。
止めどなく涙が溢れる。
他人との接触が苦手な自分の話し相手だったダックス...
残りの人生に大きな穴が空いてしまった。

今日12月10日の午前10時。
我が家にいた全ての動物たちが眠る寺で荼毘に付した。
1時間後、係に呼ばれ骨上げに入る。
コロナ禍のため、骨上げは直接手で摘まんでくれとの注意。
驚くほど小さな姿だった。

骨壺を抱え帰宅する。
少しだけホッとした。
これでけじめが付いた。
ベランダへ出た。富士山が美しい。
いつも、ここで日向ぼっこをした。
たちまちその姿が現れる。我慢しようにも涙が滴り落ちる。
こんなことでどうすると自分に言い聞かせるのだが、堰を切った嗚咽は止まらない。
今夜はどうしようか。明日になるとどうなるのか。
愛おしい愛おしいダックスが星になってしまった。
8年間は幸せだったかい。我が家は居心地が良かったかい。
苦しむために生まれてきたダックス。
もう一度この腕に抱いてやりたい。

「今日の歌」
山は紅く紅く色づいて すすきが
風に風にゆれている
朝はとても冷たい もうすぐ冬がくるね
朝はとても冷たい もうすぐ冬がくるね

このごろ不思議な気分になることがある
とてもゆかいなそのくせ
淋しいような ねえどうしてぼくはここにいるの
ねえ どうして ぼくはきみとここにいるの

山は紅く紅く色づいて すすきが
風に風にゆれている
朝はとても冷たい もうすぐ冬がくるね
朝はとても冷たい もうすぐ冬がくるね

「26ばんめの秋」から引用
作詞 岡林信康
作曲 岡林信康
歌唱 岡林信康


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「鍋割山」でうどんを食らう ... [自然]

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ずっと晴天が続く。
半ばには雨の予報だが、週末は晴れらしい。

先週末、愛車で東名高速を進んだ。
目的地は十里木高原。
越前岳を登ろうと決めていた。
何回も登ったがいつも山神社からの周回だった。
今回は富士山の写真を撮りたいと初めて十里木から登ることにしていた。
ところが、大井松田インター近くになると、渋滞が始まった。
カーナビが示す渋滞の長さは7キロと出ている。
高速道路の渋滞は、ずっと停車しているわけではないので我慢すればボチボチとは進む。
しかし、それも我慢できない性分だから困る。
短気を起こして大井松田で東名高速を降りてしまった。
どこへ行くか思案する。
246を左へ曲がれば「丹沢湖」。
すっかりご無沙汰の「檜洞」でも登ってみるか。
それともいつもの「寄」か。
結局右へ曲がり「寄」へ。
駐車場の混雑はなく、すんなりと愛車を停車する。
一服しながら左右を見渡した。
西側は「シダンゴ山」方面。
東側は「鍋割山」方面。
同じ低山でも鍋割山コースはかなりきつい。
毎週の登山で脚には自信がある。
結局きつい方を選択した。
斜度のある舗装された農道を上って行く。
数名の登山者が先行していた。
早い息を吐きながら、登山道入り口に到着した。
手の行き届いたお茶畑が美しい。
視線を下に向けると寄の家並みが箱庭のように綺麗だった。

獣除けの鉄扉を開き登山道を進む。
「櫟山」で先行者に追いついた。
休憩せずに先を進む。
次のピークの「栗ノ木洞」までは15分。
ここまでは良いのだが、ここから「後沢乗越」まで大きく下りが始まる。
帰りの登り返しを考えると気が消沈する。
「後沢乗越」から「鍋割山」山頂まで、これでもかとの登りの連続だ。
休まず進んだ報いがここで現れた。
前へ進む気分ではなくなった。
登りの入り口で、とうとうザックを下ろし休憩をとる。
腹も空いてきた。ここまで水と電気タバコ以外に口に入れたものがない。
10分ほどの休憩後、意を決して登り始める。
行けども行けども登りの連続だ。
「県民の森」からの登山者が数多く列を作る。
荒い息を吐きながら山頂に到着する。
山頂は先日の大山のような人の数だ。
腹が減った。
なんどもここまで歩いてきたが名物の「鍋焼きうどん」を食べたことがなかった。
注文客の列に並ぶ。
一杯1500円也のそれを注文した。
周辺を見渡すと多くの登山者がうどんをすすっている。
富士山の見える最良の草むらに腰を下ろし、鍋を手にした。
冷えた身体に熱いうどんが有り難い。
ただ、長ネギが半生で気持ちが悪くなった。
それもあって、用意してきたドリップコーヒーは止めにした。

さぁこれから来た道を戻る。
あの登り返しが始まるのかと考えると気分が落ち込むが進むしかない。
早足で下り始めるが、中年男性二人組がかなりの速度で横切って行く。
大したものだと感嘆した。
上には上があるものだ。
それでもイーブンペースで走り下った。
いよいよ登り返しに辿り着く。
先ほどの二人が上に見える。
這々の体でピークに到着する。
核心部はこれで終わりだ。
あとはいつもの通り、駐車場まで走れば良いだけだ。
時計の針は2時を指している。自分の見立てたタイムを一時間もオーバーしてしまった。
しばらく進むと、先行していた二人が休憩している。
「速いですね」と声を掛けると「おたくも相当に凄い」と褒められる。
もう少しで、林道だ。
これを横切れば、登山口までもう少し。
途中、先行の青年と話しながら走った。
駐車場に到着する。
バス利用の青年にコーヒーをご馳走した。
毎週、自分と同じように、山を登っていると言っていた。
さぁ帰ろう。時計は3時ちょっと前。
スマホで「ヤマップ」を参照するとピストンに要した時間は5時間30分。
予定より少しだけ超過したが、出来としては上々だった。
それにしても、速度違反の二人はとうとう下りてこなかった。

「今日の歌」
緑にぬれている山
紅く燃えてる山
白い眠りにつく山
いろんな色に
姿を変えて生命はめぐる
街から遠く
そんな風に見えた

いろんな顔を見せてよ
まだ見ぬ俺の
たやすく決めつけないさ
自分のことを
めぐる生命の音が聞こえる
そいつに乗れば
素敵なことだろう

「山辺に向いて」から引用
作詞 岡林信康
作曲 岡林信康
歌唱 岡林信康

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赤い世界でクミコを ... [自然]

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今日も秋晴れ。爽やかな一日だった。
昼休みにベランダでダックスと日向ぼっこ。
強めの風にダックスの耳がゆらゆら動く。

昨日は大山寺の紅葉見物に出掛けてきた。
早朝の5時に目覚める。
それなのに、電車に乗ったのは7時。
前日の準備を怠った報いだ。
あれ、今日は祭日じゃなかったのかと錯覚するほど車内は混んでいる。
殆どの人が通勤客のようで、遊び支度が後ろめたい気持ちになった。

伊勢原駅に到着し、大山行きのバスに乗り込む。
思ったほどの混雑はなく最後尾に座った。
終点に近い駐車場は既に満杯。
終点のバスロータリーに近づく頃には参道へ向かう人の列が見えた。
バスを降りて一服しているともう直通バスが向かってくる。
まるで正月みたいだ。

列に加わり土産物屋が並ぶ参道を進む。
入り口から大山ケーブル駅までは階段が続くので息づかいが荒くなる。
何人もの観光客が立ち休みをしていた。
とくに年配者にはきついのだろう。
ケーブル駅には長い人の列が出来ていた。
紅葉のこの時期は、ライトアップもされるので20時までケーブルカーは動いている。
ケーブル客を横目に歩を進めた。
男坂・女坂の分岐に到着する。
この場所にある「追分社 八意思兼神社」で身支度を整える。
ちなみに「やごころおもいかねじんじゃ」と読むようだ。
今日の目的は「大山寺」の紅葉なので、迷わず女坂を進む。
春には「ミツマタ」が咲き誇る参道を赤い前掛けの地蔵が迎えてくれる。
「前不動」と「龍神堂」に到着した。
建物を覆おうような見事な赤が目に染み入る。
手を合わせしばらく進むと目的地の「大山寺」が見えてきた。
既に多くの観光客でスマホを向ける余地もないほどだ。
長い石段を両端から紅葉が覆い被さる。
静寂の中でこれを見てみたい。もっとも誰しもが思うことだろう。
しばらくここで時間を過ごし、下社へと向かう。
女坂の核心部だ。
男坂との合流まで、きついガレ場を進む。
毎週の山歩きが幸いし、一気に合流部に到着する。

下社での人出は本当に正月のそれだった。
長い参拝の列に並ぶ。
さてこれからどうしようか。
山頂へもと考えたがあまりの人出に登る気が失せた。
小洒落た喫茶店「石尊」でコーヒーでもと暖簾を潜る。
予約表に並ぶ客のなんと多いこと。30人待ちみたいだ。
境内に戻ると海に向かい記念撮影をする人たちが扇の如く広がっていた。
カメラやスマホを渡され、シャッター依頼を随分と受けた。
確かに目の前の紅葉と江の島が浮かぶ相模湾のコントラストは
言葉に出来ないドラマだった

階段を足早に下り、分岐近くの広場で休息する。
杉の古木にサックを下ろし、早めの昼食。
周囲には数名の休憩者しかいない。
スマホに録り溜めた音楽を流す。
握り飯を頬張りながらクミコを聴く。
もっとも「百万本のバラ」を流すわけにも行かない。
森の中でひっそりと流れる「車輪」「こころ」...
まぁ至福の時間だ。
握り飯と卵焼き。
どんな高価な料理であろうともこの瞬間には敵わないだろう。
馬鹿みたいに悦に入る。
離れて座っていたご婦人が「あらクミコじゃない」
「男の人も聴くのねぇ 素敵」だって...
山頂を省いたので帰宅は正午前だった。

「今日の歌」
見果てぬ夢を 数えたままで
そよ風 揺れたら
梢から 旅立つの
また会えたら そのときはもう
抱きしめてはなさずに いてほしい

青空
過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合わせ
青空
あなたに出会えて ほんとによかった

青空
いつでもここから あなたを見てる

「わたしは青空」から引用
作詞 覚和歌子
作曲 三木たかし
歌唱 クミコ








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修理屋さん ... [徒然]

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薄曇りの空。気温は適度。
週末は雨模様らしい。

昨晩はNHKBSで「京都人の密かな愉しみ」の再放送を観た。
見事なまでに美しい京都の秋を映し出した。
美しい風景と若者達のストーリーが絶妙に調和している。
まるで、自分がその中にいるような錯覚さえ覚える。
亡くなった江波杏子さんの死までがドラマの日常に、
自然と溶け込んでいるのだから恐れ入る。
倒れてしまった石橋蓮司さん演ずる植木屋の親方はこの先はどうなるのだろうか。
コロナ禍の影響か続編がなかなか放映されない。
数少ない待ち焦がれている秀逸なテレビドラマだ。
初めの頃の挿入歌は武田カオリさんが歌う「京都慕情」だった。
優しく静かな武田さんの歌唱に京都への憧れを強くしたものだ。
今は、JUONさんが歌う「北山杉」に替わっている。
「北山杉」はフォークソング全盛の頃、「梅まつり」というグループが歌った
かくれた名曲でもある。
この曲を選曲した番組制作者のセンスが素晴らしいと思う。
そしてJames Taylorの名曲中の名曲「Handy Man」。
なんというセンスなのだろう。
映像も演技も然る事ながら流れる音楽が本当に一流だ。
恥ずかしながらいつもこのドラマのエンディングで何故か涙が流れてしまう。
心を平常に戻してくれるからかもしれない。

「今日の歌」
Hey girls,gather round
Listen to what i'm putting down
Hey babe, i'm your handy man

I'm not the kind to use a pencil or rule
I`m handy with love and i'm no fool
I fix broken hearts,i know that i truly can

Come,come,com,come,come.come,come on
Yeah,yeah,yeah
Come,come,com,come,come,come
Oh now,they'll come runnin'to me

Come,come,come.come,come,come
I'm your handy man
Yeah,yeah,yeah

「Handy Man」より引用
作詞 Otis Blackwell,Jimmy Jones
作曲 Otis Blackwell
歌唱 James Taylor

共通テーマ:日記・雑感
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