煙草... [災害]
今日は晴れ
我が家の南側は 障害物が一切無し
一日中 陽が当たる
よって 日中はポカポカだ
停電は中止
共用部分を除き 自宅も仕事場も 灯りは最低限の利用だ
親父の部屋だけ 1時間だけ暖房する
飯を食っても 風呂に浸かっても
申し訳なさだけが 頭に残る
神奈川のそして我が市の今に どれだけの 東北人が 貢献してくれたのか
鉄道を敷く 建物を建てる 港ができる 公園が 遊園地が...
数え切れない豊かさに どれほど彼等が 手を貸してくれたのか...
我が市は国からの借金が無い
余剰金も生まれている
それは市民の誇りでもある
百円...千円...一万円...と募金をする
自分の生活があるから 多くの市民はこの程度だろう
心苦しいと思っている人達も 少なくないだろう
できれば もっと多くの募金を...
できれば 被災地に 飛んで行って 働きたい...
こんなジレンマに 体調を崩す人もいると聞く
正直 今の俺がそうだ
我が市の救済策など 新聞の片隅にも 載りゃしない
余剰金の半分でもいいじゃないか 被災地に提供してくれよ
自分等の税金が 義援金に生まれ変わるのなら 喉元の閊えも 少しは和らぐ
文句をつける市民など それほどいるとも 思えないのだが...
今回のことに限らず 我が市長は 目の付け所が分かっていない
市長の出身は エリート集団の松下政経塾
彼等はエリート故に 本当の痛さを知らない
頭でっかちの典型だ よって 俺は大嫌い
禁煙できない俺の煙草 一箱440円也...
でも 吸うのを止めた そして この金を毎日募金することにした
こんな事ぐらいしか 今は 思い浮かばない 馬鹿頭...
役にも立たない口元の煙が スコップ一本にでも 変わってくれたなら 幸いである