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キス釣りには行ったけど ... [釣り]

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先週の予報が一日ずれた雨が今も降り続いている
先週初めの予報だと昨日は雨のはずだった

三毛猫との別れにずっと呆然としていた先週だった
平塚港で仕立ててあったキス釣りの約束を忘れていた
友人から出船時刻の知らせがあって”あっ!そうだった”と気付いた
慌てて準備をする
いつも使用していたライト釣り用竿の穂先が折れている
年に1回程度のキス釣りに竿を新調するつもりはないが然りとて
船宿で拝借するのも気が重い
物置に放り込んであるアリャコリャ用の竿をそれこそありゃこりゃと探してみた
あった!釣りが好きだった娘用のキス竿があったのだ
もっとも子供用の竿なのでそれこそ2千円程度で買った安竿だが目的は達せられるはずだ
ただ先調子で硬いのが気に掛かる

平塚港までは我が家から車で30分程の行程だが余裕をみて5時に出発した
港に着くと殆ど風は無いし雨が降る様子もなさそうだった

全員で13名の釣り人が揃ったところで予定より早めに船が出港した
キス釣りなので釣り場は港から15分ほどの浅瀬だ
さすがに海上は弱い風が吹いていて半袖では寒かった 
慌ててカッパを着込む
釣り初めたが反応が少ない
それより実際に使ってみたら感じていた以上に竿の硬いことに閉口した
これじゃ繊細なキスの合わせが難しい
それでも何匹か釣り上げることは出来たが何だか集中に欠けていた
竿先を見ていても元気だった頃の三毛猫の仕草が頭を過ぎってしまうのだ

反対側の艫に陣取っていたおやじに強烈な当たりがきた
釣り上げたキスを生き餌にヒラメを狙っていたのだ
かなりの時間を格闘していたがたも網に無事収まった魚体に一同が驚いた
何と丸々太った「サツキマス」だったのである
長いこと相模湾で釣りをしてきた誰もが初めて目にした魚である
海に下りた山女魚の変身がこれなのだ
自分も過去に川では釣り上げたことがあった
とにかく美しい魚体で食したら天にも昇る美味さだったことを記憶している

強い西風が吹き始め白い波も立ち始めた
数は少ないが家族分だけはゲットすることができたのでそろそろヒラメをと
準備に取りかかったところで船長の終了のアナウンスが ...
まぁいいや このまま続けると危険だし第一船酔いするかも知れない

早い時間に我が家へ到着する
いつもだと匂いに気付いた三毛猫がとんでくるのだが今はそれもない ...
約束をしていた果樹園君のおかずがない
その代わりに港で買ってきた釜揚げしらすを持って行った
生の魚よりこの方が助かると奥さんが喜んでいた
早めの風呂を終え「こころ旅・日曜版」の録画を観ていたらそのまま朝まで眠ってしまった


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サバとクミコのオーチャード ... [釣り]

               いつもの片瀬港から
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                東京湾へ走れ走れ
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               三浦半島が見えてきた
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              寂しげな城ヶ島とその大橋
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              ややっ!見たような船が...
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               かすかに房総半島を望む
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すごしやすい気温が続いている
しかしこれも今日までらしい
明日からは本来の真夏に戻るって天気予報で言っていた

親友の果樹園君もいよいよ本業が忙しくなる
つかの間の息抜きに釣りに付き合えという
これから10月末までが彼の稼ぎ時だ
正直のところちょっと気が進まなかったが
親友の願いなので誘いに乗ることにした
船は先日の渚丸で釣り物は東京湾のアジと根魚

天気は悪し気温は低しで
沖に出ると震えるほどの涼しさだった
今にも雨が降り出しそうな具合で
取り敢えずサロペットを穿いた

片瀬港を出発して小一時間で東京湾入口に到着した
130号のあんどんビシにコマセを詰める
自分はこのコマセが苦手だ
臭うし道具も汚れる
第一環境にどうなのって?いつも疑問に感じてる
だから自分の釣りは餌のみか疑似餌の場合が多いのである

潮が良くない 上手い具合に流れない
それでもポツポツと大型アジが引き揚げられる
このアジはあまり美味くない
走水辺りのアジとは違うのだ
はやく根魚に移りたいななどと独り言を ...
果樹園君は大型アジを家族分だけ釣り上げ目標をクリアしたので
まぁ一安心する
自分には大型のサバが多かったが
あまりに型が良かったので数本をキープした
実のところ今までサバを食したことがない
亡くなったお袋が食べなかったので自ずと自分も食べる機会を失していた
よっていつも海へリリースしてた
でも先日加山雄三のゆうゆう散歩で
若大将が焼きサバを美味そうに食っていた
脂がジクジクと乗ったその切り身がもの凄く美味そうだった
そこでキープしたと云う訳である
もっとも真サバかゴマサバかは帰ってからでなければ不明なのだ
船上ではゴマ模様がはっきりしないからである
まぁもっとも即座に判定できる場合が多いが
今回のサバはベテランでないとちょっと難しかった
沖上がりの頃にはとうとう本格的な雨模様になった

帰宅してからの結果は残念ながらゴマサバだったが
恐る恐る口に運んだその味は見事なほどに美味かった

ところで帰宅後机の上に何やらハガキが置いてあった
何とクミコのオーチャード公演の知らせ
何々 ...先行予約が電話のみか ...
どうせなかなか繋がらないんだろうな ...
ウ-ム 今週の火曜日か ...




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優柔不断な一日だった ... [釣り]

               江ノ島の脇に止船
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             写真以上に荒れている海面
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           予報通り1.5mの波 時々2m以上も
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           反対側の釣り人は全員がグロッキー
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もの凄い暑さ
エアコンは止められない
止めたら病院行きだ

あぁまたまた頭が痛い
頭痛薬を飲んでも好転しない
寝不足かそれとも昨日の船酔いが残っているのだろうか

昨日のキス釣りは
早朝から強い南風が吹いていた
出港見合わせかと思っていたら出るというではないか...
首を傾げるしかない
乗り合いだったら絶対に中止だ
大勢の仕立てで浅場のキス釣りだから強行したのだろうか
おまけにこの船はライフ・ジャケットを常備していない
連れの初心者など貸し竿を手配する位だから当然のこと
それを持っていない 仕方が無いので自分用を着させた
最近の釣りブームで釣りファンが激増している
それに伴い海難事故も頻繁に起こっている
だからライフ・ジャケットを着用しない釣り客は乗船できない
しかしそれは建前で多くの釣り船が無装着の客を乗せたまま
沖に出ているのが現実である
今回の場合も大半は無装着で自分の場合も連れに着させてしまったので
丸裸だった
強風下に強行しおまけに生命線のライフ・ジャケット無し...
万一事故が起きた場合の責任はどうするのだろう
取りやめるかどうかを相談したが殆どの意見が
「船長が出港可能と言っているのだからやろうよ」との結論になった
釣りにならないことは全員が分かっていただろう
勇気を出して「今日は止めよう」って言えない自分が情けないし卑しかった

釣り場は高波と強風を考慮して江ノ島のすぐ脇に止船した
案の定 釣り初めて2時間も経過した頃には半数が船酔いし始めた
自分も軽く酔いだしたがそれ以上にはならなくてホッとする
しかし釣りにはならない ここ数日の嵐で底も荒れているのか
目的のキスが顔を出さない
釣り上がってくるのは ”ヒイラギ” ばかりで嫌になった
本当ならこの時点で早上がりすべきなのであるが
一向にもどる気配は無い
結局午後2時まで無駄な釣りをしてしまった
人間なんて悲しいもので やりたいことは何があってもやりたいのである
その様な場合 余計な意見はお節介の一言になる
だからその一言を発せられなかった自分は自己嫌悪気味になった

恐らく今日も強風で多くの釣り船が出港を取り止めただろう
釣り船の天敵は風である
10日も出船出来なければ家計に響くであろう
しかしだからといって強行すれば大事故に結びつく
自然の恵みで食べているのだから余計に自然を侮ってはいけない
それは釣り人も同じだ
今回の反省は仲間に気兼ねして ”中止” を言い出せなかった自分の不甲斐なさだな

あぁそれから名誉のために書いておくけど 平塚港の ”庄三郎丸”
”庄治郎丸” ”浅八丸” といった釣り船は乗客全員分の
ライフ・ジャケットを揃えているので誤解のないようにお願いします

今朝 ”渚丸” のホームページを開けてビックリした
「無理なのにお客さんが大丈夫」って言ったから出船しただって...
フーム...
例えそれが事実であったとしても船長が中止を決断すべきじゃなかったのかな...
嫌いな釣り船ではないだけにもの凄く残念だ
それから我々の判断も甘かったことを反省しなければいけないな
ちなみに自分の釣果は子供並みで10匹丁度だった
嫁さんが紫蘇巻フライにしてくれたが美味かったことだけが
唯一の救いだった



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片瀬港 ”渚丸” で初釣りに... [釣り]

                  早朝の江ノ島
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                 雲の合間から朝日が...
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                  一路 二宮沖へ
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                 黄金色に染まる雲
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                 奥に見えるのは初島
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                  良い釣果を願う
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                 丹沢の山並みが...
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             今度はこれで...大磯港の恒丸 
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                    潮が...
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                   あぁ...潮が                    
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                帰り間際にやっと富士山が...
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穏やかな日曜日
訪問者もなく電話もないやることもない...
ないないづくしで早夕方

昨日は嬉しい報告が二件舞い込んだ
まず親友の娘さんの縁談成立
次に知人の娘さんに二人目の赤ちゃんが...

何となく鬱積していた心が解放されたようで楽しい一日だった
おまけに録画しておいたWOWOWの高橋真梨子コンサート鑑賞だ

親友の娘さんは今時にしては珍しい位の ”良妻賢母” タイプの女性である
彼女を妻にする男は幸せ者だ 親友夫妻の育て方が忍ばれる

妊娠した知人の娘さんも素晴らしい女性で 会話していて 
こちらも幸せになるような雰囲気を持ち合わせている
実は彼女には妹がいたのだが数年前に若くして他界した
だから一層のこと本人も両親も宿った命に感ずるものが多いと言っていた

嬉しいよな新年の初めから吉報だもの...
何だか今年は良いことがありそうな予感...

片瀬の渚丸で初釣りに行ってきた
この船の乗船はまだ数回程度だ
コマセを使わない根魚釣り専門なので気に入っている
ただし船長がちょっと気に入らないが...
まぁ目的は魚なので気にしないようにはしているのだが...
難しい時代だ 職種に拘わらず客への配慮は必須とつくづく身に染みた

真梨子さんの録画会場は神奈川県民ホールで 二日公演の後半日だ
自分が行った翌日である
前にも書いたが初日には彼女が泣いてしまい 
心配するほどの憔悴ぶりだった

泣きはしなかったが やはり画面の彼女は元気がなく 
今までで一番 年齢を感じさせた
しかし ”バラードの女王” の形容に偽りはなく 
二日共に歌声だけは素晴らしかった

今年は振り替え・追加公演を除き 9月からのスタートになるらしい
無理をせず一日でも長く歌声を聴かせてもらいたいものだ
彼女ほどのヴォーカリストは この国に存在しないのだから...

あぁ釣果は 大きい目鯛が一匹 良型の金目が4匹 
良型の白ムツが2匹で おかずにするには お釣りがきました

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釣りに行っちゃいました... [釣り]

 ”江の島大橋” ・ 並行して ”弁天橋” (歩行者・自転車専用)が掛かっている
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                    ”片瀬川”
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              ”片瀬新港” 奥の建物は鮮魚直売所
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                     ”海の詩” 像
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 オレンヂの”渚丸”  手入れの行き届いた船で船長の人柄が察せられる
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                   いよいよ出船の時が...
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         本日の ”釣果”  カマスの殆どが30cmオーバー
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            とりあえず ”塩焼き” で... 脂が凄かった...
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みぞれでも混じりそうな冷たい雨
最後の暦でやっと季節の帳尻が合ったようだ

すいません!昨日は釣りに行っちゃいました
片瀬港は ”渚丸” で ”大カマス” に...

朝の四時半に我が家を出発した
出船は6時45分だから何もそんなに早く出なくても良いのだけど
釣り座確保のため仕方が無いのである
お陰で右のみよしが確保できた
なんてたって冬は右舷に限るのだ
冬の場合は大抵北風が吹く 船は風上に鼻を向けるから
右舷が沖合側になるんだ だからお日様の恵みを浴びるってこと

”カマス釣り” は今回で2回目の超初心者
前回は小さな ”カマス” のシーズンだったから
数は釣れてもいまいち喜びは薄かった

富士山がうっすらと正面にそびえる二宮沖へと船は進んだ 
バックギアが入りいよいよ仕掛けを沈ませる興奮の一瞬だ

水深は180m 棚は底から1~3m
”渚丸” 推奨の3本針仕掛けに150号オモリの胴突きで
至ってシンプルな釣りなのだが底までが深すぎる
ロッドは常時手に握る キーパー任せの釣り方ではまず釣果は伸びない
バタバタと当たりが出たら2度3度と合わせを効かす
しかし幾度となく途中でバラシした 勿体ない...
とにかく口が細く長いので普通にやってたら針が掛からない

まぁ疲れる釣りだった
お陰で今日は筋肉痛だがコルセットを巻いていたのが幸いしたのか
腰に痛みは走らないでいる

写真は俺の釣果です
”大カマス” が6本(釣れたのは10本で帰路途中で4本を知人にお裾分け)
”白ムツ” が1匹 ”真サバ” が1匹の以上です

ところで ”真鯖” も180m付近を回遊しているので脂が乗って ”トロトロ” だ
この ”真鯖” を目的にしている人も多いらしい

納竿間際のポイントは何と水深210m...
リールのデジタル表示見てたら嫌になってきた
でもこの時釣り上げたのは俺一人だったよ

14時過ぎで ”終わり” のアナウンスが聞こえてきた

竿頭は常連の20本で俺が10本
数釣りが難しい魚なので初心者にしては
”大健闘” と隣り合わせた釣り客から褒められた

当日は取り敢えず ”塩焼き” にしたけど乗りきった脂が燃えていたよ
その美味いの何のって...落語 ”目黒の秋刀魚” 状態さ

今晩の夕食は嫁さんが調理した ”カマスの昆布締め” と ”トロトロ真鯖” の寿司だってさ...
食えるかな? だって俺の場合 ”鯖” って食わず嫌いで食したことがないんだものさ

ところで ”クミコ” の紅白出場 叶わなかったね
残念だし納得出来ないな ただ俺なりの推測もあるよ
次にでも書こうとしよう では...





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平目にうなされる... [釣り]

    平塚港の朝 釣り番組でお馴染みの「庄三郎丸」の小屋が見えます
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         今日の釣り船 「庄治郎丸」の待合小屋
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     平塚新港 小屋から港までは人と荷物共にトラックで運ばれます
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               庄治郎丸 六号船
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                 本日の釣果
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灰色の空
あぁ今日もこんなだ
ときどき雨が落ちてくる
気分直しに傘でも買おうかな...

土曜日が学校解放日で仕事だった嫁さんは
その代休で本日はお休み
でも親父の健康診断で病院に付き添い...
夫婦共々溜息が...

俺の体調も海に出れば快復するかも...ってな解釈で
昨日は平塚へキス釣りに行ってきた 
総勢は13名
船宿は「庄治郎丸」
船は六号船
出船は7時

幹事のS君が「駐車場が一杯になるから早く来い...」なんて言うから
我が家を5時に出発した

我が家からは早朝なら僅か20分の平塚港だ
果樹園君と「早えんじゃねぇか」などとひとしきり悪態をつく
でもS君の忠告どおりだった
6時前には駐車場が満杯で遅れてきた釣り人達は通路に駐車する羽目に...
まぁ ”釣り親父” の多いことと言ったら...

六号船はでかい
13名だと釣りも楽々だ
船長は東海大学水産学部卒のSKさんだ
この船長は釣り場開拓に熱心で客を喜ばす
よって本日も全員が無事大漁の運びに
俺も何とか片手にこぎ着けることが出来た

風邪の具合は少しだけ好転したようだ
咳が出なくなってきた

ちなみにキスに混じって鰯が一匹だけ釣れたよ
それをバケツの中で大事に生かしておいたんだ

何故ってキスが20も釣れた頃ハモノの平目を狙うためにね
そしてその時が...
静かに静かに ソッと鰯君を底深く下ろした...
オモリが着底した瞬間だった...
ガガッと竿がひん曲がったのさ
平目である
短気な俺はこの時いつも合わせちゃうんだ
それでいつも失敗さ
昨日は我慢に我慢を重ねたさ
竿が折れんばかりに食い込んだところでグンと合わせを入れたんだ
絶対の自信でね
S君が騒ぎ出した「たも網だ...」なんてさ

底から10mまで無事上昇する...
でかい!
そう思った瞬間に竿の曲がりがピーンと元に戻った...
アッ!外れた!
上がってきたのは無残にもお尻を食いちぎられた鰯君のぼろぼろの姿...
「何だよぉ!もったいねぇな!」って隣の親父が怒鳴ってた...
船長曰く「食いが足りねぇな」だって...
悔しくって 悔しくって...

そう言ゃあ嫁さんが「何夢見てたの!酷くうなされてたよ」って言っていた今日の朝...

俺の腕はこんなところです
名人にはなれっこないのです

果樹園君の仕事もいよいよ本番の季節
しばらくは一人での釣行が多くなるな...



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無駄足... [釣り]

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良い天気
鯉のぼりがそよそよ泳ぐ 穏やかな日和...
てな具合は 日中になってからだった

まだ真っ暗な午前3時に家を出た
久しぶりの釣行だったのだが...

相棒は果樹園君
他の連中とは宇佐見港で 合流するはずだった

道中は長い
車内に拓郎が流れる

途中コンビニと餌屋へ立ち寄った
真鶴辺りで午前4時 
フロントガラスに塩が付く 嫌な予感

一服タイムに外へ出た 風は体感2メートルほど
海面には少し うねりが見える
でも「出船出来るべえ」と二人で納得

熱海を過ぎる
眼に入る 旅館街の駐車場には車が無し
寂れた温泉街に追い打ちの震災が重なった
どうにも 困ったものだ 観光地の凹み具合...

携帯が鳴り出した
先行していた 仲間からだ
「風が強すぎて中止」の報...

ヘッ!こんな所まで来てからかよ!
今日の荒れ様は 前夜から分かっていたはずなのに...
船頭の危機管理が不足していた
だから 15分の江ノ島にしときゃあ良いのにさ

まぁ しょうがねえな 客足が遠退いている昨今だから 許してやろう

てな訳で ちょいと前まで爆睡していた

次の予定は5月7日で同じ場所 トホホの一日にならないことを祈るのみ...

増税論議が活発だ
復興に名を借りた増税は御免だぜ

東電の企業責任...歴代の政府責任... 
これを明確に洗い出してくれないことには 話も進まないんだけど でもな...
この国はいつもなし崩しで 渋々納得しちゃうんだよな
マスコミのリードには呉々も注意しないとな!














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続 相性... [釣り]

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うちひしがれる ターチ君...

落ち着かせて 道中の記憶を 辿ることに...
小田原厚木道路を下りて 最初に寄ったのは セブンイレブン...
ここで 全員物資を 調達...
この時点では 財布はあった と 妙に自信満々のターチ君...

次に寄ったのは 港近くの釣り餌屋
イカだから餌はいらないのだが 俺がキビナゴを買うために 立ち寄らせたのである
姑息な作戦を 考えていた ものだから...
この時ターチ君 ちょっと 車外に出たと言う...
エーッ!もし その場所が現場だとしたら 俺にも責任の 一端が ってか

我が相棒の果樹園君と車を走らせる
近いと言っても3キロ程の道程だ それも急カーブだらけの上り坂...
到着するや店内に 駆け込んだ
中学生ぐらいの女の子が 目をこすりながら出てきた
そして理由を告げる

「フーン 落とし物なんてなかったよ」と 仏頂面で答えた
そして「駐車場に行ってみるか」と 店外へ...
「あっ 祖父さんが掃除しちゃったんだ」
「祖父ちゃん!ゴミん中に財布なかったか?」と 大声で怒鳴る
「馬鹿!そのくらい分からぁ そんなものなかったぞ!」
何だか喧嘩みたいになってきた

「親切にありがとう」と礼を言い 慌てて港へ引き返す

果樹園君がポツリと呟く
「サングラスと袋が離れて落ちていたよな」 「何だこんな物かと捨てたんだ」
「だから拾われたとしたら 金だけ抜いて 免許証やカード類は 何処かへ 
放り捨てて あるかもね」と...

港入口には 大きな公園がある
俺はそこで車を降りた
果樹園君の推測が正しければ 公園内に捨ててあるかも 知れないから...

上下カッパで長靴を履き おまけに ライフジャケットを羽織っている我が姿を 
早朝散歩の人達が 訝しげに見つめている
捜すこと30分...
手がかりは無し...
仕方がないので テクテク港へ...

近づくと何やら笑い声が...
ターチ君がすっ飛んできた
やたら俺の身体を触る ウッ 気持ちが 悪いじゃねーか

「すいません ありました」...?

船長が呆れながら笑って言った
「この馬鹿野郎 長靴の中にあったんだよ」
エッ!何を言ってんだか 直ぐには理解出来なかった

ズボンの尻ポケットに財布を入れ その上にカッパを着たから その間を伝い 長靴の中へ と 
らしいが 異物を 感じなかったのだろうか?

顛末はこんなところだが 一つだけ 不思議なことが...
俺のサングラスの件だ
もしターチ君のドタバタがなかったら 無事発見には 至らなかったことだろう
また残っていたとしても 人や車に 潰されて いたかも知れない し...

ターチ君 携帯 耳に当て ぺこぺこお辞儀をしている
何かと思ったら 所轄の警察へ 発見の通報
朝っぱらから お巡りさんも いい迷惑 だったな

ターチ君の奥方と我が嫁さんは 高校の同級生で 親友でもある
二人が言うには 俺たちは 性格が似ているらしい
お互い遊びでも結構真面になる 趣味もほぼ同じ ライバル心もメラメラだ
よって何事にも 相性が あまり良くない

ターチ君の奥方は 嫌な予感がして 何と早朝に盛り塩を したと 言うではないか
当然”無事を祈って”だが 何て 勘の鋭いこと...
まぁ 二人とも 事なきを得たと 言うことで 良しとしなければ...

一時間強を ドタバタで費やして 再び 釣り場へ まっしぐら...
結果は 全員討ち死に に...
当たり一つ なかったのである
こんなことは 初めてだ

気の毒がった船長が 山ほど自作の海産物を 提供してくれた

帰りに真鶴の岩港に立ち寄り 有名な塩辛を...勿論ターチ君の驕りであった


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相性... [釣り]

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マルイカオープン戦に参戦してきた
会(海)場?はゴルフで有名な川奈沖
パーティは定石通りの4名
フェアウェー?は結構なウネリで ちょっと先が心配

船長の合図で一投目を...
底から5mの間を数回探る...
全員当たり無し...
場所を移して二投目の準備を と...

舳に陣取っていたターチ君が真っ青な顔で飛んできた
船長に港へ戻ってくれと懇願している

スワッ!一大事か!体調を崩したか!

理由を問うと 何と財布がないと言うではないか
金はそこそこ入っているらしい なおかつ 免許書やカード類までそっくり入っているという

船長大慌てで帰港準備...
他の三名途方に暮れる...

全速力でUターンすることおよそ2マイル...

港に近づくと「あった あった」の大合唱
目をこらすと確かに駐車車両の脇に黒い物体が...やれやれだ
しかしなんか変...見覚えがあるんだ それに...

岸壁に飛びつくターチ君...

手にした物体は 何と我がサングラスとその袋ではないか
着替え中に落ちたらしい...
俺 全く気が付いてなかったのだ

がっかりするターチ君...

車内にも失せ物は なかったのである

その後 思いもしなかった 展開に...
さて この結末は...

頭痛が酷いので 次回に持ち越し...
風邪引いたのかな...


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気分 晴らし に 鬼カサゴ [釣り]

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いよいよ 鬼カサゴ へ

平日 の 月曜日 だから 諦め て いた 海の仕事...
嫁さん の 許可 が 出た 万歳

釣り人 が 「鬼」っ て 呼ぶ 真っ 赤な 鎧 被っ た カサゴ君
コイツ 結構 深い 場所 に 居 る ん だ

餌は 鯖の皮 が 一般的 だけ ど 鮭の皮 や 鰯 にも 反応 する
よく 分かん ない けど 光り餌 を 好む らし い
イカ の 短冊 も 効果 が ある けど ね

カサゴっ て 凄い数 の 種類 が いる よ
それこそ 岸壁 にも ゴロタ石 の 隙間 にも ね

自分が 狙う の は 通称 「鬼カサゴ」  

この魚 背ビレ の 棘に 目茶苦茶 強い 猛毒 を 持っ て いる ん だ
カサゴ の 仲間っ て 敵に 襲われ た とき ヒレ を 全部 開いて 
棘 を 立て る ん だ 
飲み 込ま れ ない ため に ね

鬼の 場合 この 棘に 触れ たら 最後 とんでも ない こと に なる よ
心臓 の 弱い人 だ と ちょっ と やばい かも ね

釣れ たら 下顎に 親指 突っ 込ん で 取り込む よ
そのとき 棘に 触れ ちゃう と さあ 大変 
痺 れっ ちゃっ て さ 
俺 何回 も やっ た よ

猛毒 ある くらい だから 根性 あるん だ こいつ 
死な な い もの 半日 ぐらい

頃合い を 見計らっ て ハサミ で  全部 棘 切る ん だけど
このとき 毒液 が 飛散 して 目 に 入っ たら またまた 大変 さ
ある 船長 から 聞いた 話 じゃ 失明 する こと も ある ん だっ て...
 
まぁ そんな 大袈裟 に 構え る こと も ない ん だけ ど さ 

そんな だから まず 魚屋さん で お目に かか る 事 は 少 ない ね
市場 に 出て も 高級料理屋さん が 持っ て ちゃ う の さ

他の 魚 と 違い 成長 が 極め て 遅い ん だ よ ね
だから 小っ ちゃい の が 釣 れ たら リリース が ルール なん だ

まぁ 数匹 でも 釣れ た ら 上出来 だ ね

味は 文句 の 付け よう が ない よ
特に 今 の 時期は 鍋 だろう ね
自分の 場合 は 煮付け が 一番 好き だけ ど

胸びれ は 黒く 焦 が し て 日本酒 に...ひれ酒 だ ね
美味い ら しい よ 
俺 は 酒 ダメ だ け ど... 

とにかく 色んな 意味で 高級魚 だね

でも ここの ところ 気分 が ネガ がち なん で 
釣れ な い 確率 高い よ な 

そうそう クミコ の ベスト版 が 届い た よ
でも 今 聴き たく ない から 未開封 の まま で さ...

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大カマス釣りへ [釣り]

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世の中 仕事が 始まった
当然 我が身も 同じだが やる気が 起こらない
そんな 訳で 昨日は 急きょ 江ノ島へ 海の仕事へ
一人で 行ってきた
仕事先は 片瀬港の 渚丸
深場の 釣りを 得意とする 釣り船で オレンジ色の 大型船だ
船長も良いし 船も良い しかし それ以上に 女将さんが 良いのである
女将さんと 言っても オバサンじゃない
妙齢の 超が付く 美人で ちょっと 他では お目に かかれないほどだ 
この 女将目当ての 釣り客も いるのだろうな 「あっ! 俺もか」 

乗り合いなので 釣り座は 先着順である
自分も 午前4時には 到着したが 既に 先客が二人...
結局 大艫は 取れず 右の舳を 確保した
冬の 海釣りは 大抵の場合 北に舳先を 向けるので 右側に陽が 当たるのだ

今回の釣りは 大カマス釣り
初めての 経験だったので 船長や常連客から レクチャーを 受けた
ベテランの 釣り親父になるほど 心が広い 喜んで 一から 教えてくれるのだ
彼等と 親しくなると 本当に 楽しい 遊びが 出来ることに なる

さて 釣り場は 二宮沖 水深は250m
かなり 深い棚を しゃくるのだから 体力もいる
中層域の 釣りに 慣れている 己には 随分と堪えた
お陰で 本日は 腰も 曲がらない位の 筋肉痛で 体中が 痛い

ところで 釣果は カマスが15本 と まあまあだったが 
同じ数ほどを 取り込みの際 逃がしている 
相手は 口が長い上 硬いと きているから あわせが 足りなかったようだ 

塩焼き 干し物 が 一般的だが 刺身にして 食してみた これが 素晴らしく 美味い 
家族の 評価も 久しぶりに 高かった

さて もうすぐ 待望の クミコ秦野公演 であるが 理由不明で 気が乗らない...
こんなこと 初めてだ 当日までに ポジ ポジ に ならないと なあ... 

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江ノ島 甘鯛釣り [釣り]

                        早朝の片瀬港
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                        朝焼けの江ノ島
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                        遠くに富士山
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                   小っちゃい甘鯛 でも相棒ニッコリ
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               昼になって南西風が吹き始め 荒れてきました
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              江ノ島の裏側 岩屋があって弁天様が祀られています
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                   私の釣果 船中一番大きな46センチ
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最近どうもやる気が起きない 原因は不明だ

果樹園君が釣りをしたくて仕方がない でも 毎回 西風で中止になっている
相模湾は西風が吹いたら 船を出せない 今年は特にそれが多いから困る
港に到着してから出船見合わせも多い 江ノ島は地元だから良いが これが
伊豆だとか東京湾だと辛いことになる

この日は何とか 釣りになりそうな予報だったので 果樹園君に付き合った
船長は「恐らく 午前だけだよ」と言っていた そして7時に無事出船の運びとなった

まあまあ穏やかな 早朝の相模湾 あたりもボツボツやってきた
まず果樹園君に 最初の甘鯛が釣り上がった サイズは子供...
自分や他の釣り客も 同じようなサイズが ヒットするばかり... 
時期が早いのかも知れないなどと 一人ブツブツ...

11時を過ぎる頃から白波が立ちだした 西風も少しばかり強くなってきた
「あと2~3回 流したら上がるよ」と船長のアナウンスが...
いつものことだが 貧乏性の自分は それまでの適当さとは変わり 
真剣に誘い始める 大抵の場合 私に魚が付いてくるのは 終了間際の30分だ 
仲間内では有名で「あんたの釣りは30分で決まる」と呆れられている
今回も同様 終了寸前でガツンと竿がしなった
釣り上がったのは 46センチの赤甘鯛
この日 船中一番のサイズだった

果樹園君が淋しそうだったので 外道のイシモチと子供サイズの甘鯛をプレゼントした

好きな相棒と好きな釣りをした割には 気分が晴れない
もしかして 男の更年期かもな...





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初島のワラサへ [釣り]

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                     早朝の宇佐見港  
青物狙いで、宇佐見へ釣行してきました  青物は、あまり好きではないのですが、今の時期は仕方がありません

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いつもお願いしている「山川丸」船長 怖いけど、指示が適切で、外れなしの名案内人です

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                    初島に朝日が差してきました

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初島には、リゾート・トラストの会員制ホテルがあり、利用客も多いようです 残念ながら上陸したことはありませんが...

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海域の決まりで、6時に竿が出せます それまでは、各船、釣り場で待機 まるで、戦国時代の合戦の様相です ちなみに、ざっと 40艘位ですかね

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           相棒、終始ご機嫌 でも、この後、竿 折っちゃったんだよね...

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グループの長老 ワラサをゲット ちょっと小さいけどご満悦 この人、言うことを聞かないので、いつも、棚が違ってるんです...

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                  全員、釣果良好につき、11時に帰港

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私の釣果です ワラサ3本 大鰺5本 鯛1枚  ちなみに、船中 ワラサ15本が釣り上がりました 鯛は私のみです エヘン...

   

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灼熱の釣行 [釣り]

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                       早朝の松輪港

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                        高鳴る胸

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                       黄金に輝く 凪の海

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                        いざ 釣り場へ

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                  紺碧の空と海 遠くに剱崎灯台を望む

総勢9名で三浦は松輪港から、ワラサ釣りに行ってきた 結果は、船中9本が釣り上がり、その
1本が私の釣果だ とにかく、熱かったの何の こんな事は初めての経験だった ペットボトル
飲料を6本飲み干した あまりの熱さに、朦朧としてしまい、釣果の写真を撮り忘れた
次回は10月に予定しているが、少しは、過ごしやすくなっているのかな 遊びとは言え、嫌になる


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損な買い物 釣り具編 [釣り]

P1070397.JPG写真はリョービ社製の電動リールである
私の釣り仲間でリョービを使用している者は一人もいない 
ダイワかシマノのどちらかだ

だからと言って、何も義侠心から
リョービを選択したわけではなく、
いつものへそ曲がりな性分からである




当時は、リョービを名乗る以上、一丁前の価額が付いてたが、どの船に乗っても、
我一人という位、人気がなかった

購入後は、相模湾は勿論のこと、駿河湾にもこいつを共に、遠征した
まず、最初のつまずきは、駿河外洋の銭州

自分には、少々、偏屈な友人が一人いた
似たもの同士で、どうも気が合った

彼は年上で、冬はスキー、夏は海釣りと、二つの趣味をキッチリこなすスポーツマンだった
彼の海釣りテリトリーは、上記の銭州で、出港地は御前崎だ
我が家からは、遙か彼方の遠隔地で、出発はいつも午前0時頃
殆ど眠らずの乗船が祟り、釣行のほぼ全部が酷い船酔いだった
しかし、たった1回だけ、絶好調の日があった

銭州という名の由来通り、入れ食い状態で、トランク大将(大きめのクーラー)の蓋が
閉まらなかったことを記憶している
愛機が故障したのもその日だった
なにせ、釣り物は根魚で、水深は180m前後
その深さで、モーターが回らない状況は地獄である
魚が付いたまま、手回しで釣り上げなければならないのだ
ましてや、晴天とは言え、波は3,4mのちょっとしたうねりで、立っているにも力がいる
大漁だったから良かったものの、とんでもない釣行だった

それから、しばしば、同様のトラブルが発生したが、いつもマイナーな部分だった

その後、自社ブランドでの販売を終了し、OEM生産のみとなっているが、時々、このリールに触れると、いまはなき、友の声が聞こえてくる気がする   

「酔っ払ってるんじゃねえよ!魚がついてるよお~!」って.....


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