SSブログ

裸の少女... [憤り]

naku.png

陽射しが差す梅雨の合間
日々野ざらしの愛車を洗車した
とは言ってもGSの洗車機だけどね
綺麗になった愛車で親父の見舞いに行ってきた
風邪も引かず元気にベッドに座ってた
土産はミニストップのソフトクリームだ
美味そうにペロペロ舐めていたけどこれ本当に美味いよ
それからおにぎりが凄く美味いんだ
二種類有るけど手作りって方だよ
でもどこのミニストップにも置いてあるわけじゃなさそう
ロードサイドで駐車場が完備している店だけみたいだ
やっぱり労働者諸君が多くないと意味ないものね

シリアの惨劇はいつもで続くのだろう
いつの世も世界のどこかで争いは続いてきた
アフリカでも南米でも東欧でもイラクでもアフガンでも...
泣かされるのはいつも国民だ
そして後ろで糸を引くのはいつも大国
素っ裸で泣き叫びながら逃げ惑うベトナムの少女の写真
ご記憶があるだろうか?

アメリカによる北爆の頃は俺は中学に上がったばかりだった
新聞はスポーツ面とラテ欄以外読んだ記憶が無い
はなたれ小僧には戦争の事実なんて遙か宇宙の果てのことだった
寝て食って以外はサッカーに明け暮れていた中・高校時代
政治なんて象に集る蚊ほどにも感じていなかった

我が市の周辺にはマッカーサーが降り立った厚木基地や座間キャンプがある
横浜市側には通信基地もある
ベトナム戦争時には戦闘機の爆音で赤ん坊が引きつけを起こすほどだった
アメリカ兵も横須賀と変わらないほど多く駐留していた
そんな環境がノー天気な俺にもベトナムを意識させ始めていた
もっとも環境以前に音楽に影響されていたのかも知れない
ボブディラン ジョーンバエズ PPM...
日本では高石友也 岡林信康 高田渡等の反戦フォーク
開高健 小田実 中上健次等の本も読んだな...

それでも典型的なノンポリの自分には 拳を上げるほどの影響は受けなかった
そぅそぅピュリッツァ賞カメラマン ”沢田教一さん” の足跡を追いかけた
ノン・フィクション「ライカでグッドバイ」も読んだなぁ あの本何処に仕舞い込んだかなぁ

でも鮮烈な記憶として先程の写真がある
世界中の人々と同様自分も大きな衝撃を受けた 
何十年と時が過ぎ去ってもあの泣き顔は
頭に焼き付き離れることはない

シリアの惨劇はその少女と重なって仕方がない
このまま内紛(一方的な政府側の弾圧だが)が続けば
それこそ弾圧される側は一人残らず殺害されてしまう
このような状況でも国連は無力だし ロシアと中国は見ない振りだ
アメリカは金は無い上に大統領選を控えて腕組みのままだ
我が日本国に期待するのは野暮すぎるのか

何か為す術はないものか...
ベトナムの少女の涙はいつまで流れ続けるのだろう...



 


共通テーマ:日記・雑感
こころ...旅か...仮面... ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。