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吉田拓郎 永遠の一日 ... [歌手]

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予報通りの雨が降っている
ダックスが恨めしそうに網戸の外を見つめている

わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう ...

6月4日 東京国際フォーラムに行ってきた
待ちに待った拓郎のコンサートの日だ
暑い日だったが早めにダックスの散歩を済ませた
散歩と言ったって半分は抱っこだ
日向の舗装路はほとんど歩かさないので他から見たら滑稽の図だ
まぁ他人にどう見られても構わない
大事な大事な愛犬だからね

当日の様子はなかなか書けずにいた
いや今でも同じだ
真梨子さんを含め他のコンサートとは違っていた
開演前から感慨が込み上げてきた
杖をつく人 車椅子の人 腰の曲がった人 ...
みんなが拓郎と共に今日まで生きてきた
当然自分もそうだ
あんなことがあった こんなことがあった
人生の大波小波にもまれて今日まで生きてきたんだ ...

暗くなったステージにギター一本の拓郎が現れた
「今日からそして明日まで」のサビからのスタートだった
いつになく緊張する

今回のツアーのリストは詩も曲も全て拓郎自身の作品で
隣にいる嫁さんは聴いたことのない曲ばかりだった
言い方を変えれば拓郎の私的コンサートとも言えるだろう
2年間続けたラジオDJのなかでそれを伝えていたから
こちらもメジャーなヒット曲を歌わないことは知っていた
だからこそ青春に戻れたのかも知れない
その上 拓郎もこちらもこれが最後になるかもしれない年齢だ
コンサートの重さが違う

シャウトする拓郎に胸が熱くなった
心底からこの人が好きだ この人の歌が好きだ
終演してもこのままずっとこの場に留まりたい自分だった

令和元年6月4日
貴重なそして愛おしい忘れられない一日になった









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