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手強かった「沼津アルプス」 ... [自然]

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今週初めは雪こそ降らなかったが痛いほどの寒さだった
暖冬に馴らされた身体には堪えた
もっとも本来の冬だったのかもしれない
それがどうだろう 昨日今日の暖かさと云ったらもう四月のようだ
ベランダのブルーベリーが小さな花を一つだけつけた

湯たんぽに尻を当てて眠っているダックスを散歩に連れ出す
迷惑そうなそぶりでこちらを見つめる
俺だって行きたくないさ!
でもお前は外に出なくちゃオシッコもウンチも我慢しちゃうじゃないか!
(いつも書いているとおりどちらもきちんと始末しておりますので 念のため)
雨の日の散歩は本当に困る
浸透タイルが敷かれた歩道だけを歩かせるが
水の溜まったアスファルトは抱き上げる
足が短く毛足の長い我が家のダックスは撥ねで腹を汚してしまうのだ
帰宅してからの手入れが面倒臭いのでそうしている
それにしてもアーモンドの茶色の目で見つめられると愛おしさが倍増する
動物は大好きだ
今は害獣と呼ばれている猪だって鹿だって熊だって大好きだ
みんな目が可愛い
でもそんなことを言ってたって肉は食べる
今日は牛肉が食いたい
明日は豚肉にしよう
明後日は鶏肉がいいだなんてさ
大好きな動物の仲間なのに
まぁ人間ってのはご都合主義の生き物だから仕方がないにしろ
やはり野生動物は食わない方がいいよな
文化って一括りにしちゃえばそれまでだが節度ってものがある
世界の大国になりたけりゃそこは改善してもらいたい
あんた達を当てにしている日本人も山ほどいるのだからさぁ ...

小春日和で晴天の先週初め「沼津アルプス」を縦走した
6時過ぎに我が家を出発し1時間半程で「香貫山」登山口の無料駐車場に到着した
駐車場の正面には慰霊塔が建っている
光ケーブルの工事車両が数台止まっていたが平日の早朝とあってスペースは空いていた
未舗装で囲みのない広場なので端に駐車しようと後退したらガガガーと音がする
慌てて外へ飛び出すとバンパー下のスポイラーが割れていた
トホホの事故である
まぁしょうがねぇな自分でやっちゃったのだからと諦め登山靴に履き替えた
この日は此処から登らず出発は多比(たび)からと計画していたので
そこまでバスを利用することになる
乗車バス停は沼津裁判所前だ
駐車場から徒歩で20分は歩かねばならない
事前に調べておいた乗車時刻が8時35分だ
時計の針は8時15分を回っている
こりゃ走らなけりゃ間に合わないと登ってきた舗装路を
ひたすら走り下った
とにかく初見参な地域なので道順が分からない
通りすがりの人に聞き聞きでなんとか間に合ったが
トレッキングの前に大汗をかいてしまった

アルプスと冠されたって所詮は400メートル前後の連なりじゃないかってことで
馬鹿にして多比を出発した
急な坂道の住宅街を抜けると道標が現れた
分岐まで登り先ずは「大平山」のピストンだ
山頂は展望がないので急いで元の分岐まで戻り次の「鷲頭山」を目指した
途中大きな岩に出会したが巻き道は進まずそのまま岩を登ったがその先で
ちょっと道迷いをしてしまい20分ほど余計に歩くことになった
「鷲頭山」の山頂から見た駿河湾が美しい
遠くに真っ白な南アルプスの山並みが見えた
数分の休憩だけで先を進む
とにかく初めての山なので何事があるか分からない
早めにゴールに辿り着くに越したことはない
快調に飛ばすがその先3カ所に急坂が待ち受けていた
幸いいずれも下りだったから良かったものの逆コースを辿れば登りだった
それにしてもどれも深すぎて参った
得意な下りにも拘わらず縦走し終えたときには右足の向こうずねが痛かった
スマホのアプリが示す全行程は大休憩を入れて丁度6時間だったので
観光協会のパンフレット通りだったが道迷いの分を差し引けば5時間ちょっと
云うところか
累計の標高差は1500メートルでとにかくアップダウンが激しい
馬鹿にして登った「沼津アルプス」だったがなかなかに難敵だった
好きな山だったので春の盛りにもう一度登ってみるか
それにしても愛車のお尻がつくづくと ...























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