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人生はまだ語れない ... [歌手]

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うぅぅっ!.....
文字にするのはやっぱり止めておこう
でも我慢できないっ!...

拓郎の最終公演の熱気がいまだに体から抜けきらないでいる
くどくて申し訳ないけど本当に素晴らしい公演だった
でも会場にいなかった人に伝えたって寒々しいだけだし
迷惑な話になるだろう
だからずっと自分の胸の奥に仕舞っておくだけだ

ついこの間までバイオリズムは深い谷底を指していた
でも拓郎の歌を聴いてから気分が高揚してきた気がする
オープニングで唄った「人生を語らず」
 
 朝日が 昇るから起きるんじゃなくて
 目覚める時だから 旅をする
 教えられるものに 別れを告げて
 届かないものを 身近に感じて
 越えて行け そこを
 越えて行け それを
 今はまだ 人生を 人生を語らず

あの後 私的にも嬉しいことが重なった
それをいちいち書かないけど本当に ”ワンダフル”って叫びたい

歌の通りだなぁ 人の人生って
そうだ!まだ渡っている海も登っている山もゴールまで半分も来ちゃいない
人生を語るのはまだまだずっと先のことだ

俺なんて本当に単純な男だから拓郎の歌を聴いただけで生き方が変わっちゃう
やっぱり俺にとって音楽は何よりの薬だなってあらためて実感している


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拓郎そして有楽町 ... [歌手]

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もぅ止そう 暑いって言うのは

素晴らしかった ...
凝り性な俺はいつも寒い懐具合にも拘わらず
好きなことをやって来た いや今もやっているけど ...
内外のコンサートにも随分と投資してきた
それでも独り者なら勢いに任せてってことなのかも知れないが
良い歳をした妻子持ちだ
嫁さんや二人の子供に申し訳ないって気持ちが胸のどこかに刺さっている
そんな道楽者の俺が経験したことのない感動に震えてしまった

田園都市線はあまり好きじゃない
かといってJR利用にすれば料金が高い
目的地が同じならそりゃ安い方が良いに決まっている
だから東京に出かけるときは殆どが田園都市線を利用してきた
第一始発駅だから行きは必ず座れるのである
でもなぁ ...
そんな気持ちを察してくれたのか「東海道で行こうよ」と嫁さんが言った
目的地は ”東京国際フォーラム”だからどっちを利用しようが大した違いは無いのだが
我が儘を通して嫁さんの言葉に甘えた
山手線の有楽町で下りればもぅ目の前が目的地だ
横浜公演で手に入れ損なったパンフレット購入のため早足で会場へ急ぐ
「エッ!どうしようっ!」 ...
ハンドバッグに手を入れたまま嫁さんが慌てている
どうしたのかと聞くと「財布が入っていない!」と答えるではないか!
「どう考えても落としてないぞ!」
「そうだよね きっと忘れてきたんだ」
自宅を出発する直前嫁さんの友人が来訪し嫁さんは慌てて応対していたっけな
あとそれからダックスがやらかしてくれたっけ
留守番になることを察知したらしくオシッコとウンチをわざと漏らしやがった
娘も先日これをやられた
可笑しいやら呆れるやら ...でも叱れないや 心根を思うと可愛いものな
そんなこんなで慌ただしく家を出たんだ

恥ずかしながら俺の財布は小銭ばかりでお札の持ち合わせがないのである
何も嫁さんがくれないわけじゃない
殆どがカード決済なのである
それから二人で出かけるときはいつも嫁さんを頼ってしまう
飯を食おうがお茶を飲もうが会計はいつも嫁さんだ
さぁ困った
グッズ販売は恐らく現金決済のみだろうし
クレジットカードのキャッシングなんてのもやったことがない
「そうだっ!娘に借りよう!」嫁さんが携帯のボタンを押し始めた
「よせよっ!仕事中だし余計な金なんか持っていないよ!」役立たずの俺が制止した
「なによっ!買えなきゃ買えないで機嫌が悪くなるじゃん!」
...ウーっ ...図星である
結局 娘が世話になっている大手町の会社へ出向くことになった
もうこの時点で山を一つ登ったぐらいの大汗をかいてしまったが
おかげで無事にパンフレットとギターピックを手に入れることが出来た
まるで年寄りの子供ってな具合で情けないばかりである

凄かった!素晴らしかった!
こんなに楽しくそして興奮したコンサートは生まれて初めての経験で
”筆舌に尽くし難い” とはまさにこの夜の ”吉田拓郎” だった
”吉田拓郎” 本当のカリスマだ! 本当のヒーローだ!
最終公演でおまけにWOWOWの中継も入っていたことも大きかったのだろう
もの凄かった 観客も怒濤の声援だった
幼すぎる表現だけど「このまま死んじゃってもいいや」って思えるほどの
素晴らしさだった
上手いだ下手だなんて言葉はとうに超越していた
拓郎はあの時間 ”神”になっていたんだ
アンコールが終わり左右中央と3カ所で深々と頭を下げる拓郎を見ていたら
言いようのない懐かしさと喜びで涙が溢れてきた
こんな素敵に歳を重ねてきたヒーローを他には知らない

ごった返す会場を後に有楽町駅へ向かう僅かな距離を嫁さんの手を握って歩いた
嫁さんがつぶやいた
「結婚してから初めてだね」って...
申し訳ない ...
拓郎!ありがとう!
 







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僕の道 ... [歌手]

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今日も暑い一日だ
鈍った身体には急な暑さが堪える
今朝から外壁メンテナンス工事関係者が入れ代り立ち代りやって来た
来週からいよいよ改修工事が始まる
嫁さんが一人じゃ大変だからと学校を休んでくれた
お茶出しが忙しく大いに助かった

ダックスが相当に怠そうだ
そりゃそうだな 痛い手術を受けてきたばかりだもの ...
たった一日だけの入院だったのに何だか随分と痩せたように感じる
安静にしてれば良いものを手をさしのべると弱々しく愛想を示す
どうしようもないほど愛おしい ...

友人のY君が16時にやって来た
お茶も出さないままそそくさと愛車のエンジンをかけた
大した渋滞もなく30分ほどでみなとみらいに到着する
前回と同じく地下駐車場は他県ナンバーがやたらと目に付く
九州 四国 東海 東北 ...
そぅみんな拓郎に会いに来たのである
たった30分で拓郎に会える俺たちなど本当に恵まれている
胸の内で「お疲れ様」と呟いた

開場まで1時間ほどの余裕があったので軽い食事をとることにした
会場からデッキで繋がる ”クイーンズ・スクェア”へと進む
平日だというのにやたらと人が多くとくに外人さんが多かった
恐らくコンベンションでもあったのだろう
しかし外人女性はなぜあんなに美しいのかなぁ ...
あまり歩きたくなかったので一番近くにあったパスタ屋に入ることに決めたが
店内は拓郎ファンのオジサンとオバサンで満席状態だ
いつもだとこの時間帯はガラガラなのになぁ ...
それでも10分ほどで名前を呼ばれテーブルに着くことが出来た
美味いとは思えない何とかパスタで腹を満たし再び来た通路を引き返す
すでに入場が始まっていた
グッズコーナーは長蛇の列で欲しかったパンフレットは諦めることにした
席へ着く 思ったほど悪い位置ではなくY君が喜んでくれた
当たり前と言えばその通りなのだが年齢層が本当に高い
拓郎も67才だものなぁ
あっ!俺はいくつだっ!他人様の事は言えないぞっ!

真っ暗の闇から拓郎が現れた
ネットのセットリスト通り「人生を語らず」を歌い始める
もぅ場内は総立ちだ
恥ずかしいけどまたまた俺の目から涙が流れ出す
「今日までそして明日から」が流れ始めるともういけない ...
感極まってしまい うっ!どうしよう ...
隣で身体を大きくよじりながら手拍子している女性も大泣きしている
良かった ...俺だけじゃない みんな拓郎と時間を共有してきたんだっ!

幸せな時間だった 若かった頃に時計が戻っていた 
拓郎は元気だった 昔のように力をくれた 勇気をくれた 
ずっと抱えていた苛立ちが横浜の港に吸い込まれていった
拓郎が唄う歌の数々が俺の頭の中をそれこそ走馬燈のように駆け巡る
色んなことが蘇ってくる
若かった自分 苦しんでいた自分 悩んでいた自分
幸せだった自分 ...

今日までそして明日からも大事な家族と歩いて行きたい
最上の我が嫁さんに感謝しかないことを肝に銘じた

至福の時間はあっという間に過ぎ去った
外に出ると目の前には大好きなヨットの帆がそびえ立っていた


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六本木へは行ってみたけど ... [歌手]

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九州方面ではもの凄い雨になっているとニュースが伝えている
梅雨の季節だから雨は仕方が無いし四季の国だからの趣でもある
紫陽花だって梅雨があるからその美しさが増幅する
だけど最近の異常なほどの雨量には困る
風物と云う形容なんて全く当てはまらないほどの異常さだ
人間に知恵と反省があるなら元の自然に戻す努力を
何においても優先させなければならないのじゃないか?
先々恐ろしいことが起きることは容易に想像できる
でもなぁ内外に山積するエゴや傲慢さを考えると期待なんて出来ないか ...

電車嫌いな田舎者が六本木へ出かけてきた
何たってクミコさんがコンサートを開くって云うからさ
俺自慢じゃないが乗り物で眠ったことが殆ど無い
だから電車でウトウトしている人が本当に羨ましかった
嫌だなぁ 苦痛だなぁ 何てことを考えながら田園都市線でいざ東京へ ...
大袈裟な覚悟になっちゃったけど勤め人や学生は毎日これを
繰り返しているのだから俺の戯言なんてクソ同然だ
第一己の娘は毎日こうやって大手町まで通勤しているのだから頭が下がる
それがさなんと三軒茶屋まで眠っちゃった
先週西丹沢の桧洞丸に登ってきた疲れが残っていたんだな きっと

開演の1時間前に無事到着したが会場内はファンの女性たちで埋まっていた
開場までの待ち時間を二階にある広いテラスで潰したが
喫煙場所が設けられていたことがひどく嬉しかった
屋外だからニコチン中毒者の檻もなく極々自然のままで煙が美味かった

会場に入ると程度の良いパイプ椅子?がずらっと並んでいる
いつでもスタンディングの公演ができるように考えたのだろうなぁ ...
ナポレオンズの大きい方が司会進行をつとめるらしく客席を笑わせていた
バックバンドの「オブサンズ」も仲間内らしい
「オブサンズ」のバンマスはたしか世田谷でJAZZBARを開いているはずだ
でも ”TaylorMade”のCEOだったなんて知らなかった
きっとjazzmenたちのパトロンでもあるのだろうね

いやぁ素晴らしい音響のホールだったな
さすがにテレビ局が造っただけのことはあると感心した
とにかく音が気持ちよく抜けてゆく
ドラムスやベース音がスコーンと突き抜けてくれた
トランペットなんて気持ちよすぎで身体が揺れてきた
上手いバンドだった 
でもなぁ ...
この日の公演は地元のお祭りじゃないぜ
クミコってプロ歌手の有料コンサートだぜ
ちょっと観客っていうかウーム ...俺の場合でいいや
軽く扱わないでくれよ!
仲間内で舞台を構成するなよ
何だかいつもの玲子ちゃんたちが気の毒に思えた
この日の俺の感想はW杯の日本代表に重なった
それは消化不良 ...言い過ぎかなぁ ...
そんなこんなでこの日の公演は何だか尻切れトンボのような
中途半端なようなって嫌なつかえ感が残ってしまった

そうそう桧洞丸登山での下手な写真と顛末を次に書こうと思っています

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クミコさん元気がないなぁ ... [歌手]

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暑くなってきた
今日なんてちょっと歩くだけで額に汗が滲む
ダックスの元気がない
如何せん付いていたものを取っちゃったのだから体調が良いわけがない
手術跡を覗くと薄っら血は滲んでいるが綺麗に縫合されている
抜糸まであと一週間ほどの予定だからその頃には体調も戻っていることを願うばかりだ

じわじわと増税の実感が湧いてきた
所得税を初めとする各種税金
割引の少なくなった高速道路料金
自動販売機の缶コーヒー
郵便料金
右肩上がりのガソリン代
その他諸々 ...

安倍晋三君 結構やるじゃん ...悪い意味で ...

クミコのカヴァーアルバムを注文した
しかしどれもこれも随分と懐メロだなぁ
コロンビアってこともあるのかな
自動録画しておいた歌番組を観た
もっともクミコ以外は興味なしで早送りだけどね
越路吹雪コーナー?ってことだったから「ろくでなし」を唄うのかと思っていたら
「ラストダンスは私に」だった
彼女随分と疲れていたように感じた
何だか元気がなかったな
そのせいだったのか歌唱は良くなかった
最近つくづく思うのだけど彼女は高い音域が辛い
私的にも色々大変なのだろうけどヴォーカルトレーニングが足りないように感じる
熱狂的なファンには申し分ないのだろうけど
俺みたいなへそ曲がりには大いに物足りない
ある日突然現れた貴重な歌手だけにもっと突き抜けて欲しいのだけどなぁ ...

今週末は商店街仲間のタバコ屋さんに付き合って矢倉岳に登ってきます
大汗かいてベルトの穴が一つ手前になると良いなぁって思っています

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悩ましい唄い手 クミコ ... [歌手]

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せっかく上がった気温がたった一日で元に戻った
もしかしてまた雪が降るかもしれない
「早春賦」の歌詞ではないけれど ”春は名のみの 風の寒さや” ...
こんなことを繰り返しながら季節は巡って行くのだろう
でも雪は困るなぁ 第一山登りがどんどん遠くなってしまうもの ...

録画しておいたクミコを観た
伍代夏子とのミニジョイント・コンサートだったが
申し訳ないけど伍代さんは早送りさせてもらいクミコの場面だけを観させてもらった
深紅のドレスが目にも鮮やかで色白?の彼女によく似合っていた
本当に赤色はクミコの代名詞と言って良いほどだ
彼女の十八番とでも言って良いのか「百万本のバラ」は圧巻だった
いろいろな歌手がこの歌を唄っているがクミコの右に出る者はそうはいないだろう
完璧に彼女のスタンダードになっている
明かりを落とした部屋で一人見入っていたら鼓動が激しくなる気がした
それほどに彼女の舞台は圧巻だった
しかし不思議なもので揺さぶられるような歌唱とは真逆に
そのとき頭を過ぎった情景は大好きな西伊豆の得も忘られぬ静寂で
それは釣りで通い詰めた修善寺から戸田へと続く峠越えの道だったり
何度も歩いた天城の山道だった
理由は分からないが一時でも川端文学の世界に入り込んでいたのかもしれない
クミコが唄った「百万本のバラ」と踊り子と青年の儚い恋物語が重なったのかもしれない

クミコは語り部である
彼女が唄うことは語る上での手段でしかない
男と女の話であろうが 出会いと別れの話であろうが 生と死の話であろうが
彼女が紡ぎ出す詩の世界はどんなに優れた女優でも
どんなにベテランのアナウンサーでも太刀打ちできないだろう
彼女の持って生まれた才能なのか
それとも他者の及ばない人生経験から生まれてきたものなのか ...

大っ嫌いなクミコもいるのに
真梨子さんよりも好きなクミコもいる ...
あぁ悩ましいったらありゃしない!
六月にはそれが少しだけ分かるかもしれないけど ...



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真梨子さん 40年 ..... [歌手]

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明るい日差しに包まれた年の瀬で
早朝の冷え込みに比べ随分と暖かい日中だった
気の早い新聞記事には暖冬だなんて見出しが目立つ

昨晩は真梨子さんのSONGSスペシャルが放送された
歌よりも彼女のドキュメントって趣だった
ファンだから彼女の生い立ちは少なからず知っていたが
本来なら隠したいであろうことまで明かしていた
辛苦した青春時代のこと どうしようもない人間の性への反発
被爆者であった父親への想い等々 ...
まさかあそこまで話すとは思わなかった
デビュー40周年を迎えてから真梨子さんは開放的になったように感ずる
番組でも言っていたようにステージでは一切の私事を排除している
いつも最上のステージで観客を魅了する
初めて彼女のステージに接した人は躊躇うかも知れない
ちょっと冷たく醒めているように感ずるからだ
例えばあの震災の年だって殆どそれに触れなかった
でも長い間のファンにはあの時の彼女の心の内が手に取るように分かる
だからそこいらはヘンリーさんが補うのが常なのだ
最愛の父親の命を奪った原爆には深い憎しみがあるはずだ
なおかつ母親も被爆者だったらしい
家庭不和の始まりも原爆が原因だったことは間違いないだろう
でもこれまで彼女の口から政治的な発言を聞いたことがない
自身が答えていたとおり唄うことだけに徹しているからだろうか ...
真梨子さんが紡ぎ出す詩の数々からは人の営みが詰まっている
悲しみ 怒り 喜び 励まし ...
凄い歌手だ 彼女と同じ時代を生きてきたことが俺の幸せだ

SONGSではペドロさんたちカプリシャスのメンバーと唄ってくれた
若かった頃 愛車の8トラックステレオから流れたカプリシャスのメロディが蘇る
脳梗塞を患いながらも復帰したペドロさんの優しい笑顔
「険悪な雰囲気になるんじゃないの?」なんて心配していた真梨子さんの無邪気さ
貴重な録画ビデオになりそうだ


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続憧れ ... [歌手]

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今日も異常な暑さだったす
全国的に雨だというのに我が地域だけ
その気配はなしで夜になってもエアコンの
スイッチを切れずにいる

関東大震災から90年の時が流れた
昨晩のNHKスペシャルに見入った
もし...なんて思いは既に甘い心配なんだな
明日にでも大地震が起きて不思議でない程
地面の奥深くではエネルギーが爆発寸前らしい
番組の続きが今夜もある
非常食も食ってしまう俺など心も体も何の準備も出来てやしない
全くデタラメな一家の長である

あぁ真梨子さん素晴らしかったなぁ
歌に全てを掛けた歌手の歌声には凄みがある
余計な色も匂いも感じさせない
それがプロだろう
聞く側には様々な事情も思いもある
だから贔屓の歌手の歌声に癒されるし
勇気付けられもする
真梨子さんも拓郎も みゆきさんも綾香ちゃんも飾りをまとわない
だからこちらも聞き惚れるし感動も覚える

クミコは残念だ
頭の良さが災いしているのか歌い手に
なりきれない
初めて彼女の生歌に接したル・テアトル公演
あまりの素晴らしさに泣きっぱなしだったっけ
その後も毎年何らかの公演を見続けてきた
それなのに今はCDでさえ聴く気が起きない
何故だろう?
まぁ 勝手な俺のエゴがそうさせているのだろうけど ...








憧れ ... [歌手]


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あぁなんと暑い一日だったのだろう
もぅ九月になっちまった
嫁さんも来週から学校が始まるし静かだった目の前のプラットフォームも学生で賑わうことだろう

親父の入院やら色々であまり愉快な夏じゃなかった
それでも俺の日常などさしたる不幸もなくあるとしてもほんの些細な愚痴程度のものでしかない

復興 原発 シリア ...
世の中には今日も俺なんてが想像も出来ない苦痛の中で生きている人々がいる
色々と考える...
つくづく無力を感ずる でもただそれだけだ
無常 不条理...
こんなことばかり考える最近だが
やはり若さがなくなってきた証なのかなぁ

真梨子さんに会ってきた
今年最初のステージだった
四十周年ということでセットも凝っていた
機械式時計の針が逆回転し過去に遡る
申し訳ない程の特等席を与えられた俺は開幕と同時に既に夢の中だった
真梨子さんの正面に対峙する
なんて若いのだろう なんて可愛いのだろう
どんなに老け様がどんなにおばあちゃんになろうとも彼女が歌い続ける限り俺は追いかけて行くのだろうな


音楽は薬だ ... [歌手]

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口にしたくはないけどう~~っ暑い!
山梨で39度を超えたらしい
なんだこれっ!

まだ夢現だ まだ足が地についていないようだ
あぁ ...よかった あぁ ...明日にでもまた聴きたい
えっ?何がって?
「サラ・ブライトマン」の横浜公演を堪能してきた
抽象的で申し訳ないけど ”凄い” の一言 ...
世界は広いなってつくづくと感じた
久々だった 全身に電気が走ったことなんて ...
定時より少し遅れて幕が開きパンタグラフに乗った彼女が現れた
”星空のエンジェル” が流れはじめ客席のざわめきがスーッと引いた
こんな無垢な歌声がこの世に存在したのか ...
アンコールまであっという間に時間が過ぎてしまったが
思わず頬を抓ってしまうほどの夢心地だった

先月は「平原綾香」嬢の歌声を聴いた
彼女も一生懸命歌ってくれた
長時間に渡り ”グッズ” の宣伝をしていたが全くそれが邪魔にならなかった
きっと性格の良さからなのだろうな ...

ずっとブログをさぼってた
というよりいろいろあって書く気になれなかった
でも二人の歌を聴いて少しだけ歩いて行ける気持ちになった
やっぱり俺には音楽が妙薬なんだとあらためて思った





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真梨子さん しゃべる しゃべる ... [歌手]

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いよいよ梅雨本番の雨が ...と思っていたら
どうやら違うらしい
昨日今日の雨は台風の影響なんだってさ
西日本の暑さが半端じゃないらしいね
と言うことはやっぱり空梅雨なんだろうか?

いやぁ真梨子さんがよく喋ってたなぁ
結構おしゃべりな拓郎が圧倒されてたもの ...
ステージでのMCと同じく真梨子さんの話は下手だったけど結構本音が覗いてた
もしかして拓郎のことが好きだったんじゃないのかな ...
でも驚いたな 独立したとき ”フォーライフ” に所属しようと思っていたなんてさ
拓郎も言ってたけどビクターで良かったなぁ
もしフォーライフに移っていたら今の真梨子さんはいなかったことだろうね
だってあの滅茶苦茶だった ”フォーライフ” だもの エッヘヘ
フォーライフが駄目になりかけたとき金稼ぎに拓郎が出したアルバムを持っているよ
「プライベート」ってやつさ 鼻歌みたいな録音でありゃぁって感じたっけ

いいな真梨子さん!唯我独尊で我が道を行く!
付いてる形容って言うか肩書きは「バラードの女王!」
一見強い女性に映るけど本質は凄く脆い
そんなだから思わず唸ってしまう詞が書けるんだろうね
〇〇何とかだとか△△何だとかなんて大袈裟な肩書きは彼女には必要がない
番組中に流れたニューヨーク公演だってそこらの日本人歌手とは全然違った
確かその時のチケット販売は日本でのそれと同じだったはずだ
だから日本人会だとか現地法人だとかには関係なく捌けた
それ程世界中に彼女のファンが多いってことだ
しかし拓郎がこだわってたね「五番街のマリーへ」の一節にさ
「察して欲しい」って部分だけど言われてみりゃなるほどななんて感じもするね
真梨子さんに拓郎のカヴァーアルバム出して欲しいな
彼女はこれまでも何枚かのカヴァーアルバムを出しているけど
その全てが彼女のオリジナルかと錯覚するほど素晴らしかった
そんな歌手は日本の音楽界にはいないものなぁ ...
俺の場合真梨子さん好きが高じて真梨子さんの歌をカヴァーしたCDを
何枚か持っているけどその全てが一回限りの音出しで終わっている
だって下手なんだもの ...もっとも比較すること自体が間違っているんだけどね
拓郎の ”白夜” だとか ”流星” だとか ”あの娘といい気分”だとか
”マスターの独り言” だとかって ...う~う~ ...いっぱいあるなぁ

とにかく俺の身体の大半を占めている二人の対談に思わずホッペタを抓りそうになった



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やっぱり真梨子さんは我が女神 ... [歌手]

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雨の予報だったが今のところその気配は無い
涼しいはずがちょっと蒸している

真梨子さんのBDと40周年CDを手に入れた
両方ともAmazonに予約していたが応募券欲しさに
CDを寸前でキャンセルしタワーレコードで購入した
BDも応募券がもらえたのだが両方ともキャンセルでは
Amazonに悪いからBDだけはそのままにしておいた
1枚だろうが2枚だろうが当たるわけはないだろうからね

CDアルバムのおまけとしてDVDがついていたが
彼女の若い頃から現在までを収めたものだった
ファンには貴重な宝物になりそうなDVDだ
紅白歌合戦出場場面やCM出演場面等々懐かしいやら嬉しいやらで
夜中まで見入ってしまった
一曲を数年に分けて繋げてもあった
驚くべき事にほぼキーが同じで全く違和感が無い ...
凄いなこの人の実力は ...
おまけに年を追うごとに垢抜けてくる ...
まぁ例えればセリーヌ・ディオンみたいなオーラがある
彼女の歌の上手さは唯一無二だろう
彼女ほどの実力者がこの先日本のポップス界に登場するのだろうか
みゆきさんも好きだしクミコも好きだしさゆりさんも好きだし ...
他にも好きな女性歌手は何人かはいる
でも高橋真梨子ほどの実力者はこの国にはいない
彼女ほど歌にストイックな唄い手もこの国にはいない
MCは下手だし自己主張も全然ダメ ...
それで良いんだよな彼女は歌のプロフェッショナルなんだから ...
「どうよ!感動した?泣いちゃった?震えちゃった?」 ...
彼女はそんなことを微塵も感じさせないしつもりもない
ただただチケット代に見合う歌を唄い続けているだけだ
しかしそれを維持することがどれだけの負担になっていることか ...
こんな彼女の生ステージに接し続けている俺はなんて幸せ者なのだろう
親父のことで沈んじまった俺の心が少しだけ浮かんできたような気がした

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むこう横丁のタバコ屋の ... [歌手]

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昨夜の天気予報に従い一日中長袖シャツで通した
昼前に頼んでおいたオヤジのスリッパを受取に藤沢へ行った
「何だよっ 結構暑いじゃねぇか」と独り言をつぶやきながら電車に乗った
受取ついでに小田急のクレジットカードを申し込んだ
それというのもパスモのチャージが面倒臭いからだ
昨日のクミコ公演は往復共に湘南ライナーを利用した
田園都市線でも時間的には変わらないのだが身体的にはJR利用が楽なのだ
JRの切符代は高い だから3回も現金をチャージするはめになり
嫁さんが呆れてた

会場には1時間前に到着しさてお茶でもと東急内のいつもの喫茶店に立ち寄ったのだが
小さな店内は満席で空く気配もなさそうだった
係の女性から時間がかかりそうな旨を伝えられ申し訳ないからとキャンディを数個頂く
かえって恐縮したがこんな心遣いが嬉しかった

仕方が無いのでコクーン入口の傍にある喫茶店に入る
大したものを注文したわけではないのに時間がかかりすぎて
開演時刻が近づいてきてしまった
催促するとやっと注文したカフェオレとサンドウィッチが運ばれてきた
慌ててそれを飲み干し腹に流し込んでそそくさと会場へ向かう
それにしてもなーんでも無いカフェオレとサンドウィッチの高かったことか

開始のブザーが鳴り場内の灯りが落ちた
アコーディオンのメロディに乗り客席からクミコが登場する
登場ソングは何と「煙草屋の娘」だった
周囲のおばさま方が椅子から身を乗り出す ...
フーム ...自分には何とも複雑な登場の仕方だった

前半は流行歌をと云うことで ”守屋 浩” ”伊藤咲子” ”島倉千代子” ...
のヒット曲をカヴァーしてたがフーム ...何とも複雑
後半は彼女が得意とする持ち歌のオンパレードで取り敢えずは気分が落ち着いたが
やはり彼女は演者だと改めて感じた
それはそれで素敵なエンターテインメントなのだけど
唄うことだけに集中して欲しいと感ずるのは自分だけのことなのかな ...
自分が勝手に理想としていたクミコとはちょっと軌道が外れてきたなって思った
ただ ”桑山哲也”が出ずっぱりだったことが自分には幸いだった
さすがにアコーディオンの第一人者だけのことはある

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案内ハガキに 胸がジーン ... [歌手]

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涼しすぎる朝だったが昼を過ぎても気温は大して上がらないでいる
午前中は親父の付き添いで市民病院に行った
受診先は口腔外科で例の舌の裏側の診断だった
良性の血管腫とのことで当面の心配はないそうだ
それでも念のために7日にMRI検査を受けることになった
そしてその結果の診断は9日に決まった
その両日を予約してやっと本日が終了
いやぁ参ったは ...
月初めのうえ連休前ということもあり駐車場に入るのも行列だった
口腔外科は初診のため受付に1時間とちょっとを費やした
診察の順番待ちがここでも1時間とちょっと ...
診断が終わり予約票をもらうのにまたまた1時間とちょっと ...
まぁ溢れかえる患者の数を考えれば仕方が無いのかも知れないが
医師を始め病院関係者もさぞかし疲れることだろうと同情した

昨日は箱根路散歩のブログを書き終えたのにPCがフリーズして全部パーになった
また書き出すのも億劫なので取り敢えず更新を止めた
ポストを覗くとクミコが見えた ...
ありゃ何だ?と取り出すと新曲案内のハガキだった
深紅のドレスをまとったショートヘアーのクミコが美しい
結構な文字数で何やら書いてある ...
読んで行くと何だか胸が熱くなった
「このCD不況の中、なんとか生き延びさせていただくために、皆様のお力をお借りしたいと、切にお願い申し上げます ...」
ウーッ!クミコにこんな手紙書かせる今の時代が恨めしい
上手いだ下手だなんて以前に曲や詞に
血液を通わせることができる稀有な唄い手なのに ...
遅咲きのクミコには勲章がない
フォーク・ブームだ GSブームだ 演歌ブームだ って勲章が ...
だから過去の栄光がない
クミコ自身はそんなことなんて気にしてはいないだろう
でも過去の栄光で名前も知れ渡っている CDも売れる 人も入る ...
なーんにも無いクミコがNHKで「夜明けの歌」を唄った
慈愛に満ちた笑顔だったと言っては大袈裟かな
とても良かった でもいつかクミコのオリジナルで聴衆を魅了して貰いたい
ケチつけたけど 切にお願いされなくても
「サヨナラをあげる」 ...ちゃーんと予約したからね
  


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「時代」 ... [歌手]

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強い春の風も落ち着き気温も適度で過ごしやすい一日だった
予報だと週末から寒さが戻るらしい
鯉のぼりが泳ぎだしもう五月も間近だ

録画しておいたSONGSを観た
中島みゆきの「時代」の特集だった
随分と長い間歌い継がれている名曲だが自分の記憶からは遠くになっていた
何かの節目に唄われることが多いと紹介されていた
歌手達の多くもカヴァーしている
手話を交えて唄う高校生達や卒業に合唱する小学生達の「時代」に胸が熱くなった
良い歌だなと改めて気付かされた
そして最後に中島みゆき自身がコンサートの最後に唄う「時代」が流れた
それはアカペラで始まった
歳を重ねたけど相変わらずオーラに包まれていた彼女に釘付けになった
やはり他の歌手には無い気品が漂っている
言い換えれば ”孤高” の人だ
彼女と拓郎の関係など知る由も無いが分かっていることと云えば
互いに認め合っていることぐらいか ...

拓郎と坂崎幸之助の「オールナイトニッポン」を欠かさず聞いている
今週はゲストに中村雅俊が出演したがあまりのオチャラケぶりに
ラジオのスイッチを切ってしまった
最近 何だか分からないけど拓郎が開き直っている感じがする
それはそれで嬉しいのだけどあまりオチャラケ過ぎるのもちょっと困るな

今月末に中島みゆきのコンサートがWOWOWで放送される
もぅ今からスタンバイしているのだけどまだ番組表が現れない
うっかりしてしまったら一大事だ だからその日をカレンダーに赤字で書き込んだ
WOWOWは有り難い 来月は ”ジョン・フォガティー” のLIVE も流される
ばっちりBDに焼き付けるんだ
でも日曜日が最終回だった「レディ・ジョーカー」の結末は
この国の縦社会の恐ろしさが身に染みて寝付きが悪くなってしまったけど


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どんなクミコになるのだろう ... [歌手]

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南の風が強い
春になった 気温が上がった
やけに陽射しが眩しい
嫌いな季節だけどやっぱり明るい方が良いに決まってる

クミコがavexを離れコロンビアに移った
どんな経緯があったのか何てことはどうでも良いが
個人的には非常に嬉しい
拓郎もavexだが俺はこの会社が嫌いだ
レンタルレコード屋からのし上がった ”松浦勝人”が興した
音楽業界の雄ではあるがどうも松浦さんもavexも胡散臭くて嫌だ
「寄らば大樹の陰」の諺通りの世の中なので仕方が無いことではあるけれど
拓郎とクミコがそこの所属であることが堪らなく嫌だった
もっとも拓郎は大御所だからか松浦さんとは一度しか会っていないし
ましてやavex本体へ顔を出したこともないと前に言っていたっけ

コロンビアに移って歌謡曲歌手になるってクミコが言ってるけど
成功することを祈るのみだ
でもどんな歌謡曲を歌うのだろう?
演歌ってわけでもないだろうし歌謡曲ぽいシャンソンってことでもないだろう
でも昔から歌謡曲を大事にしている会社だからクミコも居心地は良くなるのかも知れない

しかし彼女に限らず今の歌い手は気の毒だ
どうでもよい下劣な番組は垂れ流すばかりなのに真面目な歌番組が少なすぎる
本当に実力のある歌い手には恵みの少ない時代だ
自分の周囲にも音楽好きは多くいるがその大半がクミコの存在を知らない
CDを貸せば返ってくる言葉は「素晴らしい ...」が殆どだ
要は情報を得る手段が少な過ぎるのである
歌い手にも聴き手にも不幸な時代だ

さてクミコが言うやり残した歌謡曲ってのはどんな風になるのだろう
あまり想像がつかないがやるからには記憶に残る歌を唄って欲しい
でも今の時代はCMやドラマとタイアップしなければヒットにつながらないようだ
名門コロンビアがどれだけ彼女に力を注ぐのか野次馬的に注目したい
ただ如何せん今のコロンビアは低調すぎるのが心配だ


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真梨子さんはプロフェッショナル ... [歌手]

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春がやって来た
桜の季節がやって来た
何て一年の経過が早いのだろう
20代の頃まではあんなに長く感じたものなのになぁ ...
どっちが充実した一年だったのかなぁ

愛車の販売店から毎月冊子が届く
今月号に真梨子さん夫婦が特集されていた
さすがに愛車は最高級クラスだったがまぁ彼女クラスなら当たり前だろう
その中で興味深いインタビューが記憶に残った
彼女はステージ本番前日には喉をかばって電話に出ないのだそうだ
ツアー中の息抜きもアクシデントを考えて殆どしないんだそうだ
「この世界は本当に水物で 昨日まで一万人の客で埋まったライブ会場が
今日は100人になることも起こり得る 
それをデビューしたときから常に意識していた
”石に齧り付いても歌う” ってのめり込むのではなく 
あくまで冷静かつ客観的な視点で ...」 ってなことが書かれていた
観客に「また聴きにきたいな」と感じてもらうように努力しているとも書いてあった
フーム ...俺は彼女のそんな姿勢に填まっているのだな
嬉しいことに相模大野の ”グリーン・ホール” 公演が今年は復活した
早く彼女の歌声を聴きたいな
それにしてもヘンリー広瀬のプロディース能力は大したものと感心する


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醜い政治 ...真梨子さんごめんなさい [歌手]

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富士山がくっきりと見える最良の朝だった
気温も身構えるほどの低くさは無く
日中など却って上着を脱ぐほどだった

衆議院が解散し選挙になる
駅前で早朝からもう日の落ちた今もずっと「みんなの党」関係者が
演説をし続けている 
一日中一方的に喋ってる 名前を連呼し続けている 迷惑極まりない
憲法違反の定員のまま選挙になる
泥船から我先にと逃げ出す者 昨日までの敵に寝返る者 ...
人の卑しさ汚さをあらゆるメディアに露呈する
社民党まで ”阿部知子”が脱党した
政策・綱領まで無視した野合
TTPを餌にして農民に媚びるいやらしさ
もぅもぅ滅茶苦茶だ この国は ...

北朝鮮拉致から35年も経ってしまった
政権が変わる度 リーダーが変わる度
どれだけ家族や良心ある者は期待してきたことだろうか
それなのに35年の長きの間 何の進展もなしだ
領土問題だって放火しっぱなしで何が「太陽の党」だか ...
沖縄もしかりいつまで経ってもアメリカ同様植民地扱いで人権無視のままだ
震災復興もどうなるのやら ...
投票する気になれないほど馬鹿馬鹿しいこの国の政治
政治屋の就職活動に協力するほどもぅ国民は甘くない

真梨子さんの横浜公演に行ってきた
素敵だった 可愛かった 
ちょっと疲れてた 「ごめんね」 の歌い出しを間違えた
でも唯一無二の歌手だな 上手すぎる
な~んにも書くことがないな 凄すぎる
この人のことを書き出したら限りが無い
歌の女神は自分にとって憧れ以上の存在だから

あぁこれで今年も音楽鑑賞は終わりだ ...って意気消沈してたら
郵便屋さんが書留を届けてくれた
エェッ!こりゃ何だ!
恐る恐る封を切った
エッ!コンサートの招待券じゃん!
「ドレスデン聖十字架教会合唱団」と「佐藤美枝子」のクリスマス音楽会だった
会場は晴海にある ”第一生命ホール”
愛車の日本法人がプレゼントしてくれたそれは
抽選で20組40人が招待される
忘れてた!こんなのに応募してたんだ ...
欠席の場合は早めに連絡をとあったのでその旨を嫁さんに伝えた ...
「何言ってんのよ!ただじゃない!
こんな事でもなきゃ銀座の先に何て行かないのにさ!」と猛烈に怒りだした
その怒りにおののいて「じゃぁ行くよ」って答えちゃった
嫌だなぁ ...渋谷までだって億劫なのにもっと先まで電車なんて ...
でも少しだけ運勢が上がってきたのかも ...そんな訳ねぇか

追記
 醜い政治や政治屋と真梨子さんを一緒に書きたくなかったな  
 真梨子さんが汚れそうでさ

 真梨子さん横浜公演のセット・リスト
1.You'd Be So Nice to Come Home to
2.Unforgettable
3.Besame Mucho
4.桃色吐息
5.五番街のマリーへ
6.crazy for you -愛しすぎて-
7.LIFE
8.Come Prima ~出逢った頃のように~
9.蜃気楼
10.EVERYTIME I FEEL YOUR HEART ~君と生きたい~
12.In This Life
13.Smile
14.Oh!Carol
15.勝手にしやがれ
16.オレンヂ
17.Heart Breaker -波紋の渦-
18.ワンダフルナイト cinema
19.グランパ
-アンコール-
20.Superstar
21.ごめんね…
22.for you…

そぅそぅ ピアノの ”宮原慶太”さんとサックスの ”野々田万照” と
記念撮影をしました
CD買ったからね



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ブラボー! クミコ30周年 ...その2 [歌手]

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    冷たいものが食べたかったので 帰路 「西村」 に立ち寄りました
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最近の天気予報はよく当たる
予報通り昨夜からの雨が降り続いている
薄いハイネックの上に真梨子さんブレーカーを羽織っている
その左胸には ”Sing it!”とロゴが印刷されている
拓郎のシャツに群がっていた中年ファンと同列の自分がちょっと恥ずかしい

クミコのコクーン公演
そうだ「バイバイ・リバイバル」も唄ったんだ ...
それも1曲目だったのか ...
頭の中からすっぽり抜けてしまっている
本当にどうかしている 
今も大事にしていたコーヒー・カップを落として割ってしまうし ...
何年か前に神奈川県民ホールの最前列真ん中で
真梨子さんを聴いたときも最初から5曲目までの記憶が飛んでいた
まぁそのときは観ていたこちらが舞い上がってしまったのが
原因だったのだろうが今回のクミコはそんなことではないと思う
やはり他のことに頭が向いていたのだろうか
彼女の歌だけに集中していなかったのだろう

後半のクミコは真っ赤なドレスに衣装替えしていた
口元の赤が何とも妖艶だった この人にはやはり赤が似合う
ここからは最近のアルバム収録曲が並ぶが
また間違えてしまうだろうから曲名は省くことにしよう
とにかくどの歌も もの凄い迫力だった
凄すぎて俺の席位置ではスピーカーが負けていた
30年の節目がそうさせたのかもしれないが
聴いているこちらが震え上がるほどの出来映えだった
やはりこの人は生で聴かなければいけない歌手だとつくづくと感じた
それにしてもまさか「お定のモリタート」が唄われるとは ...
この歌は ”安田 南” のものを知っていたが
よりによって この日にクミコが唄ったことに驚いてしまった
それから 「脱走兵」 が唄われたがこれは初体験だった

石巻のFM局のDJの発案らしいが途中でフラダンスが加わった
フラ教室のメンバーに被災地のフラ・レディが加わり
「ツナガル」をバックに踊り出した
こういうのがあまり好きでない自分が何の違和感もなく舞台に見入った
美人の踊り手がいたからと云う訳ではなくあまりにも
フラと曲が填まっていたからだ
クミコの説明によると本当のフラは手話と同じだと言っていたが
本当にその通りだった

自分は「祈り」という曲があまり好きではなかった
漠然と好きな歌手が政治的に流れることに違和感を憶えていた
やっと表に現れたクミコに妙な色付けがされてしまうことを心配していた

”加川 良” というフォーク歌手がいる
「教訓」とか「できることなら」とか「その朝」とか「赤土の下で」とか
「下宿屋」 とか 素晴らしい歌を唄っている
フォーク全盛の頃それこそ拓郎と二分するほどの人気があった
でも拓郎は商業ベース側に移り加川良はそのままフォークの世界に残った
もっとも拓郎の場合は初めからメジャーを志していたので
当然の成り行きだったのだろう
加川良は今でも細々ながら唄っている現役のフォーク歌手だし
彼を支持するファンも相当数いるはずだ
彼ほどの歌手はもっと注目されて良いはずなのだが
時代がそうさせてこなかったことに歯噛みをしてしまう

クミコはちょくちょく政治的発言を繰り返す
でもそれはオッチョコチョイの性格が災いしているのだろうか
いや間違いなく確信を持ってのことだろう
頭の良い彼女がそんな軽率な発言をする訳がない
馬鹿な俺などは彼女に偏ったファンしか残らないのじゃないかなんて
要らぬ心配をしていた
でもこの日の熱唱を経験してしまうとそんなことはどうでも良くなった
彼女にはこちらが感じているほどの拘りなんてないように思えた
内外にこの国の”右傾化”が懸念されている時代には
却って彼女の存在が輝いて見える

最後の衣装替えは白いシャツ?(Tシャツみたいなの)と白いパンツ
そしてデッキ・シューズのような白い靴で 
まるで2004年のコクーン・ライヴと同じようだった
最後はいつものように客席通路を走り抜けて行くのかと思っていたが
意外にも舞台上でのお辞儀で終わった(もしかして これも記憶違いかも)
しかしあんなに凄い歌を聴かせてくれたのに観客はどうして
スタンディング・オベーションで祝福しなかったのだろう?
いや もしかして俺の周囲以外は立っていたのかも知れないけど ...
思わす立ち上がろうとしたけど周りが立たないから止めてしまった
素直に立って拍手を贈れば良かったなってもの凄く自己嫌悪している

こちらが心負けするぐらいに素晴らしかったこの日のクミコ ...
大勢の通行人に混じって帰路渋谷駅に向かったが我が胸は
いつまでも小刻みに震えていた


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ブラボー! クミコ30周年 ... [歌手]

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パソコンの画面に表示されている今の気温は16度だ
窓を少しだけ開けている
このぐらいの気温が一番好きだ やはり秋は良いなぁ
でも夜半から雨が降るらしいから明日はもっと寒くなるのだろう

11月3日文化の日
重い気分のまま田園都市線に乗っていた
拓郎のときと同様浮き立つような高揚がない
随分と長いこと色んなコンサートに足を運んでいるが
こんな感覚は一度としてなかった
きっとメンタルが深い井戸の底に沈んじまっているのだろう

開演までまだ時間が相当ある
久しぶりに渋谷駅周辺を歩いた
話題になっていた ”渋谷ヒカリエ” に入ると若者達で混雑していた
どの階も中年男には全然面白くもない
嫁さんが綺麗なオレンヂ色の髪飾りを買う
もぅとうに昼も過ぎているのに食い物屋には空き席待ちの客が多い
しばらくブラブラと見学して外に出た
良い天気で暖かい
ビルの窓ガラスが秋の日差しを反射している
スクランブル交差点には数え切れないほどの歩行者が行き交う
湘南の片隅で日々を過ごしている俺なんてにはとてもじゃないが暮らせない
田舎者には山と海がそばになきゃ息ができない

手洗い借用のため百貨店に入る
数えるほどの客しかいない店内は無表情の店員ばかりがやたらと目に付く
紳士物のフロアーなど足を踏み入れることさえ躊躇うほどだった
アウトレットやユニクロ商法の時代とは云え
こんな具合で日本の経済は大丈夫なのかと余計な心配をした

コクーンまで道玄坂を歩いた
”Shibuya O-EAST” 付近では若者の集団に出くわす
人気ミュージシャンのLiveに集まったファンらしいがちょっと不気味に感じた
文化村に到着したが時間潰しに東急内の喫茶店でコーヒーを飲む
それでもまだ早い ...目の保養にと高価なブランド品を覗く
嫁さんは美しいバッグに溜息をついた
フーム ...高価なだけに美しい 
でもこれだけの金額ならコンサートや釣りにどれだけ行けることやら ...
甲斐性無しの馬鹿亭主にはそんな比較しか出来ないことが
ちょいと寂しい気分になる

オーチャード・ホールでは ”葉加瀬太郎” の公演をやっているらしい
コクーン前には既に多くの観客が集まっていた
その大半は女性だったが拓郎の時よりもずっと年齢は上のように見受けた
開場と同時に入館した
座席は舞台に近かったが何だか首が痛くなりそうな位置で
音響もあまり良くないだろうと想像できた
最前列には仲良しグループが陣取り何やら楽しそうに会話が弾んでいた

開始前のアナウンスが流れ場内が暗くなった
スピーカーから囁き声が漏れてくる
えっ!こりゃ何だろうと耳をそばだてる
あれっこれって「最后のダンス・ステップ」の始まりじゃないか!
意表を突かれた 
真っ暗な観客席通路からクミコが現れた
黒いドレス?姿で舞台に上がる
観客がどよめく
地毛だろうか?相当に短い髪だ 少年のように見えた
そのせいなのか黒い衣装があまり映えない
まぁ衣装には相当気を遣うのだろうが似合う似合わないで
舞台映えが全く違う 真梨子さんにもよくあることだが
そんなときは気の毒に思うしかない

とにかく今の自分は相当にナーヴァスだし血の巡りもどこかで停滞している
だから曲の順番など全く記憶にないのだが
前半は本人が ”銀巴里” 時代と言っていたので
馴染みの薄い古い曲が中心だったのだろう
ちなみにこの日唄われて自分の記憶に残っているものを列記しておく
ただし順序不同で抜けているものも幾つかありそうだ
「最后のダンス・ステップ」
「お定のモリタート」「脱走兵」「ラスト・ダンスは私に」
「愛しかないとき」「もう森へなんか行かない」「人生のメリーゴーランド」
「愛の讃歌」「接吻」「わが麗しき恋物語」「わたしは青空」「十年」
「INORI~祈り~」「きっとツナガル」「ともだち」
「サウンド・オブ・サイレンス」「追憶」「風に吹かれて」
「ローズ〜やがて咲く命〜」「最後の恋〜哀しみのソレアード〜」
「この胸のときめきを」「マイ・ウェイ」
「幽霊」「この素晴らしき世界」

早くもゲストが登場したがそれは俳優の ”篠井英介”だった
クミコとは古い友人らしく舞台でも共演しているらしい
”篠井英介” は自分の中では俳優と云うよりも怪優の印象である
女形を多く演じているだけに不思議なオーラが漲っている
でもちょっと怖い印象だ
この人が赤い口紅でもさして暗闇から出てきたら
恐がりな自分など卒倒しそうだ
彼が唄った歌は作品自体を知らないから何とも言えないが
さすがに舞台俳優だけあって声量も声質も素晴らしかった
これまでもクミコの公演は必ず誰かしらゲストが登場してきた
しかし自分にはいつもそれが不満として残っていた
井上芳雄しかり伊勢正三しかり何だかってデュオしかり ...
でもこの日の”篠井英介”は良かった
クミコを盛り上げ客席を盛り上げと云った具合で
ショーマン・シップを大いに発揮していた
気配りがさすがにベテランの俳優だなと感心した
華やかにステージを盛り上げた篠井栄介が退場し
再びクミコ一人になった
前半の構成はピアノのみでLive感が漂いなかなかに素敵だったが
前すぎる席が災いしてか音響装置が悪さをしていた
しかし彼女の唄い振りは凄かった
CDの彼女とは別次元で圧倒されてしまった
彼女は歌手でありながら演者でもある
歌を演じる彼女の舞台に思わず胸の内でブラボーと叫んでしまった

興奮のまま前半が終了し20分の休憩に入ったところで後半は次回に記します

追記
何だか前半の一曲目を間違えたみたい ...
真っ暗闇から流れていたのは「バイバイリバイバル」 だったんだって ...
変だなぁ ...記憶がありゃこりゃ混同して 全く曖昧になっちまってる

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