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赤い世界でクミコを ... [自然]

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今日も秋晴れ。爽やかな一日だった。
昼休みにベランダでダックスと日向ぼっこ。
強めの風にダックスの耳がゆらゆら動く。

昨日は大山寺の紅葉見物に出掛けてきた。
早朝の5時に目覚める。
それなのに、電車に乗ったのは7時。
前日の準備を怠った報いだ。
あれ、今日は祭日じゃなかったのかと錯覚するほど車内は混んでいる。
殆どの人が通勤客のようで、遊び支度が後ろめたい気持ちになった。

伊勢原駅に到着し、大山行きのバスに乗り込む。
思ったほどの混雑はなく最後尾に座った。
終点に近い駐車場は既に満杯。
終点のバスロータリーに近づく頃には参道へ向かう人の列が見えた。
バスを降りて一服しているともう直通バスが向かってくる。
まるで正月みたいだ。

列に加わり土産物屋が並ぶ参道を進む。
入り口から大山ケーブル駅までは階段が続くので息づかいが荒くなる。
何人もの観光客が立ち休みをしていた。
とくに年配者にはきついのだろう。
ケーブル駅には長い人の列が出来ていた。
紅葉のこの時期は、ライトアップもされるので20時までケーブルカーは動いている。
ケーブル客を横目に歩を進めた。
男坂・女坂の分岐に到着する。
この場所にある「追分社 八意思兼神社」で身支度を整える。
ちなみに「やごころおもいかねじんじゃ」と読むようだ。
今日の目的は「大山寺」の紅葉なので、迷わず女坂を進む。
春には「ミツマタ」が咲き誇る参道を赤い前掛けの地蔵が迎えてくれる。
「前不動」と「龍神堂」に到着した。
建物を覆おうような見事な赤が目に染み入る。
手を合わせしばらく進むと目的地の「大山寺」が見えてきた。
既に多くの観光客でスマホを向ける余地もないほどだ。
長い石段を両端から紅葉が覆い被さる。
静寂の中でこれを見てみたい。もっとも誰しもが思うことだろう。
しばらくここで時間を過ごし、下社へと向かう。
女坂の核心部だ。
男坂との合流まで、きついガレ場を進む。
毎週の山歩きが幸いし、一気に合流部に到着する。

下社での人出は本当に正月のそれだった。
長い参拝の列に並ぶ。
さてこれからどうしようか。
山頂へもと考えたがあまりの人出に登る気が失せた。
小洒落た喫茶店「石尊」でコーヒーでもと暖簾を潜る。
予約表に並ぶ客のなんと多いこと。30人待ちみたいだ。
境内に戻ると海に向かい記念撮影をする人たちが扇の如く広がっていた。
カメラやスマホを渡され、シャッター依頼を随分と受けた。
確かに目の前の紅葉と江の島が浮かぶ相模湾のコントラストは
言葉に出来ないドラマだった

階段を足早に下り、分岐近くの広場で休息する。
杉の古木にサックを下ろし、早めの昼食。
周囲には数名の休憩者しかいない。
スマホに録り溜めた音楽を流す。
握り飯を頬張りながらクミコを聴く。
もっとも「百万本のバラ」を流すわけにも行かない。
森の中でひっそりと流れる「車輪」「こころ」...
まぁ至福の時間だ。
握り飯と卵焼き。
どんな高価な料理であろうともこの瞬間には敵わないだろう。
馬鹿みたいに悦に入る。
離れて座っていたご婦人が「あらクミコじゃない」
「男の人も聴くのねぇ 素敵」だって...
山頂を省いたので帰宅は正午前だった。

「今日の歌」
見果てぬ夢を 数えたままで
そよ風 揺れたら
梢から 旅立つの
また会えたら そのときはもう
抱きしめてはなさずに いてほしい

青空
過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合わせ
青空
あなたに出会えて ほんとによかった

青空
いつでもここから あなたを見てる

「わたしは青空」から引用
作詞 覚和歌子
作曲 三木たかし
歌唱 クミコ








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