ミカン狩りはオマケ ...その2 [旅・ドライブ]
予報に反して早々に雨が上がった
少しだけ涼しいような寒いような午前だ
ガラ空きで対向車も数えるほどの伊豆スカイラインを
伊豆に向かって走り続ける
右手には雲のベールの富士山と御殿場の町並みが見える
連続したカーブも愛車の挙動はしなやかだ
乗り継いできた欧州車は今の愛車で5台目になる
見栄を張るわけではなく もぅ日本車には乗れないと思っている
とにかく乗員を快適に目的地に運ぶ能力が全く違っている
突出しているのはシートと足回りだ
動力性能などは日本車の方が却って高い
でもそんなものはどうでも良い
馬力なんて数十もあれば車は動く
要は長時間を快適に座っていられるかだ
腰が痛まない 節々が痛くならない 気分が悪くならない ...
欧州車の場合どんなに低価格の車でもこれらをクリアーする
開発の思想が違うのだろう
まぁ愛車自慢はこのぐらいにして次に進む
前方に十国峠のケーブルカーが見えてきた
ここのドライブ・インにはトイレ・タイムのため
これまで相当の回数を立ち寄っている
でも一回もケーブルカーに乗った記憶が無い
まぁ急ぐ旅でもないので乗ってみようと云うことになった
頂上までは僅かな距離だ
自分たち以外の乗客は3名しかいなかった
行楽シーズンには少々早いとは云えこんなで大丈夫かいなと
余計な心配をする
頂上に着くと見渡す限りの大パノラマだ
ヘェーッ!凄いじゃないか!冬の澄んだ空気だったらこりゃ写真好きには
堪らないなぁなどと驚嘆する
つるべ落としの秋の夕刻や漆黒の闇に浮かぶ町の灯りも素晴らしいだろうな
残念ながらこの日はお日様が元気すぎてドンヨリした空気が漂い霞みがちだった
空気の澄んだ快晴時など遠くにスカイ・ツリーまで見えるそうだ
もっともワンコイン投入の双眼鏡を覗いてとの条件付だが ...
下山(大袈裟か)してドライブイン内を一巡りする
嫁さんがあったあったと小躍りしている
何かと思えば刀型の耳かきだった
何でも子供が持って行ったままになり困っていたらしい
耳かきなんてどれでも良いと思うのだが彼女なりの拘りなのだろう
次は亀石峠からミカン狩りへと進みます