巨大な台風に脅かされて ．．．

台風１９号の被害が甚大だ
山行の度に通る津久井でも氾濫した川に親子４人の命が消えた
大躍進中の日本ラグビーに国中が沸き立っている
もちろん自分もそうだ
こんな喜びはついぞ味わったことがない
その喜びの最中にやって来た台風に多くの人が恐れおののいた
今世紀最大の大きさだとテレビやラジオから喚起のニュースが流れる
おまけに神奈川に上陸するというではないか
先日の１５号も暴れ回ったがその比ではないらしい
あわてて養生テープを買いに走る
残っているわけがない ．．．
案の定それがあったはずの棚は空っぽ状態だった
仕方が無いので幾つか残っていた梱包テープを買った
嫁さんが「そんなの貼ったら跡が残るじゃん！」と小言を言う
それでも気は心ということで面積の広い我が家の窓ガラスにそれを×テンに貼り付けた
スマホの雨雲レーダーをちょくちょく覗く
伊豆半島辺りが真っ赤にマークされていた
いよいよ数時間後には我が家も赤く染まるのか ．．．
１５号の時と同様怖がりのダックスを一晩中抱えていることになりそうだ
ところが雲の流れが妙な具合になってきた
恐らく小田原辺りだと推察するがそこからは北の方向に流れている
気味の悪いぐらいの赤い塊が上へ上へと向かっているのだ
我が家を襲った嵐は拍子抜けするほど穏やかだった
１５号の半分程度だったかも知れない
住まい地域での被害はほとんど無かったようだ
赤い塊が向かった北の方面の人々には本当に申し訳ない気持ちになる

ブログの更改もなかなかする気分になれない
あっちを向いてもこっちを向いても嫌な報道ばかりで嫌になる
唯一明るい出来事がラグビーしかない
どうしてこんな社会になってしまったのだろう
いや昔からあったことが姿を現してきたのだろうか
分断社会というのか階級社会とでもいうのか格差の悪魔が人々に染みつきだした
他への僻みだとか嫉みだとか方向の違う批判や非難だとかが日常になっている気がする
地球規模で自然も人心も歪んできている

たまに更改したらキーボードから打ち出す文字はこんなのばかりで嫌になる
しばらくはこの夏登ってきた山の写真で誤魔化そうか ．．．
まずは御嶽山も前半から

そうそう黒部の「下の廊下」は悪天候が続いているので中止にしました
もう十分生きてきた自分はともかくまだ若いK君に万一のことがあったら
取り返しがつきません
彼は相当ぶんむくれていましたが強制キャンセルさせました