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葉っぱ ... [徒然]

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ベランダのブルーベリーの葉が色を付けてきた。
秋も深みを増してきたのだろう。
今日も穏やかな陽差しで日中は半袖でも過ごせそうだ。

立憲民主党の幹部が入れ替わる。
代わり映えのしないベテラン達の口角泡を飛ばす何でも反対には辟易している。
世代を若返させなければ参院選も期待が出来ない。

人間関係や社会に不満があるからと他人を傷つける。電車に火を点ける。
いやはや恐ろしい時代になったものだ。
不満の捌け口が殺傷沙汰とは人として情けない。
疑心暗鬼で公共交通を利用できなくなる。

空気マットが未着。
中国からだから税関だ何だと時間が掛かる。
そろそろ高山は雪の便りが。
タイヤは春に交換したオール・シーズン。
でも、凍結したら役には立たない。
早く来い来い 空気マット。

こんな人がいた。羨ましい。
ちょっと、信じられないほど。
https://yamahack.com/2572
年齢が違いすぎるのに、意気消沈する馬鹿自分。
でも、装備は何となく似ているのが救い。
目標とするには遠すぎるなあ。

「今日の歌」
風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継
くやし涙を流しながらあたし たぬきうどんを食べている
おまえは丼に顔つっこんでおまえは丼に顔つっこんで
駄洒落話にせっせと咲かせる

風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継

「蕎麦屋」から引用
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき
歌唱 中島みゆき

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投票 ... [徒然]

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小笠原方面には台風。
どうやら、そのまま北へ進む予測でとりあえずの心配はなさそう。
朝から秋晴れ。気温も高い。
昨夜はダックスをシャンプーしてやった。
背中が丸まっているので慎重に。
短く刈り上げてあるため、洗うのも乾かすのも短時間で助かる。
今日の日中は、ベランダで日光浴。
吹く風の匂いを嗅いでいるのかつっと鼻を突き出し左右に揺する。
散歩に出掛けたいのだろうな。
自分が歩けなくなっていることを自覚しているのだろうか。
小熊みたいで愛らしい。

国政選挙ともなると選挙区範囲も広い。
我が駅前など、ここ数日は静かなものだ。
当てにもされない地域なのかな。
残すは二日。
投票率はいかがなものか。
無関心や他人事は止めた方が良い。
これはと感じた候補者や政党に投票して欲しい。
投票した候補者や政党の選挙後を見て、失敗したなと思ったら
次回は他に入れたら良い。宝クジではないが、いつかは当たるかも知れない。
選挙は何回でもやって来る。
棄権してしまったら、何事も始まらないから。

「今日の歌」
君の痛みの深さはわかるはずもない
何か二人遠くなる 目の前にいるというのに
そうさ僕は僕 君になれはしない
一人闘うのを ただ見つめているだけ
今 書きとめたい歌
君に捧げるラブ・ソング

「君に捧げるラブ・ソング」
作詞 岡林信康
作曲 岡林信康
歌唱 岡林信康

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空気マット ... [徒然]

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明け方に雨が降っていたようで、歩道が濡れていた。
その後は穏やかな秋の陽が差し続けている。
黒くなったオリーブの実を摘まみ取る。
とりあえず塩漬けにしてみた。どんな味になるのか。

アマゾンに注文した空気マットの到着が11月中旬になるという。
分かっていたことだが、やはり中国からの発送だった。
今週末、車中泊で山梨のどこかの山を登る予定にしていた。
今の愛車はセダン。だからシートを倒しても平らにならない。
そのための空気マットだった。
よって、計画は半月先に持ち越しだが、その頃の気温は相当に低くなっているだろう。
古に乗っていたオペル・オメガワゴンは居住性が素晴らしかった。
前席から荷室まで真っ平らになった。
マイナートラブルは多かったが、それを補う知恵が満載だった。
自分の中では名車の一台だ。

地上波のテレビ番組は本当につまらない。
ほとんどの場合、BS放送しか観ていない。
昨日は録画しておいた「PEAK HUNT 東野登山隊」を観た。
芸人東野幸治さんが小川山でクライミングに挑戦する回だ。
小川山は奥秩父の最も西端の山である。先日登った瑞牆山の隣だ。
花崗岩の岩山でクライミングのメッカでもある。
へっぴり腰とは言え素人の東野さんは頑張った。
でもこんな番組を地上波で放送したら、俄クライマーが増えそうで心配になる。
東京五輪で話題になったスケボーだって、迷惑行為が増えているしな。
週末はどうしようか。
1年以上ぶりで、電車に乗ってヤビツ峠にでもでかけてみるか。
まだまだ青々としているだろうけど。

「今日の歌」
となりを横目でのぞき
自分の道を たしかめる
また ひとつ ずるくなった
当分 照れ笑いが つづく

きたないところですが
ヒマがあったら寄ってみて下さい
ほんのついででいいんです
一度よってみて下さい

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

「春夏秋冬」
作詞 泉谷しげる
作曲 泉谷しげる
歌唱 泉谷しげる

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車中泊準備 ... [徒然]

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雨の予報が晴天に。

ほんの瞬間、四本の足でダックスが立ち上がった。
思わず、手を叩いた。そして抱きしめた。
歩けなくとも良い。ただ立ち上がってくれさえすれば。

嫌になるほど目も耳も塞ぎたくなる報道が多い。
だから、ニュースを含めて報道番組を見ないようにしている。
選挙だろうが皇室だろうが馬鹿馬鹿しくなるから。

アマゾンで車中泊用の空気マットを注文する。
寒さが増してくるこの時期はテントが辛い。
寝袋だって冬用が必須になる。
自分が持っているそれは畳んでも結構な太さになる。
圧縮してもそれなりの大きさだから、あまり背負いたくはない。
よって、車中泊を試すことに。
夏場には何回も経験しているが、寒い季節の体験はない。
さて届いたらどこへ行って試そうか。
再度のみずがき山自然公園でも良いし、大弛峠でも良い。
あっ夜叉神峠でも良いか。
あれこれと山を考えているときが幸せだ。
あと何年そんな無茶が出来るだろうか。

「今日の歌」
ニューヨークは粉雪の中らしい
成田からの便は まだまにあうだろうか
片っぱしからトモダチに借りまくれば
けっして行けない場所でもないだろう ニューヨークぐらい

たとえ くり返し何故と尋ねても 振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答えだけを 聞けるまで尋ね続けてしまうものだから
君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ

「永遠の嘘をついてくれ」
 作詞 中島みゆき
 作曲 中島みゆき
 歌唱 吉田拓郎


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秋深し 心寂し ... [徒然]

   お散歩できてたのに ...
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午後からは雨の予想。
明日は強い雨が降るらしい。
日一日と秋が深まる。

午前中は仕事で金融機関へ足を運び、ついでに期日前投票を済ませてきた。
頼まれた薬を買いに数キロ離れたドラッグストアまで歩く。
我が家の近くにもあるのだが、ウォーキング代わりだ。

魔法のようにコロナ感染が収まっている。
歓迎すべき状況だ。
マスクとアルコール消毒は既に日常になった。
真夏とは異なり、息苦しさも緩和してきた。
人の流れは一気に増えてくる。
でも、生活様式は変化している。
コロナ禍の注意を続けることでインフルエンザ蔓延の心配も少なくなるだろう。
まぁそんなことを言ったって忘れることの得意な現在人には無理な要望かな。

眞子さんと小室さん。
何故、記者会見などするのだろうか。
これ以上国民に波風を立たせないで欲しい。
静かに一刻でも早くアメリカへ行かれれば良いのにと思う。
ただ、今回のご結婚が国民が描いてきた、皇室への思いというのか考え方に
一石を投じたことは間違いないだろう。
失礼ながらそんなことより、明日が見えない人々の多さに目を向けるべきだ。
数え上げたら切りの無いほど、悲しい現実が毎日起きている。
微かな幸せにさえ触れられない人々が何と多いことか。
自死する人だって10や20の数ではない。それが毎日 ...

それにしても、最近の「報道ステーション」はつまらないなぁ。

「今日の歌」
涙をながす 若い二人に
さすらい人の 子守歌を
おさない頃に ささやいた
あの海もあの星も もう歌わない
今はもう 歌わない

夜があけたら また旅にでる
ふるさとのあの丘に もう帰れない
今はもう 帰れない

作詞 北山修
作曲 端田宜彦
歌唱 はしだのりひことシューベルツ



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秋深し ... [徒然]

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気持ちの良い天候の一日だった。
これが、いつもの秋だろう。
社会的には碌な出来事がなかった今年前半。
コロナ禍が全てを変えた。
感染激減でやっと世間が動き出した。
これから都会も観光地もどっと人が繰り出すのだろう。
それにしても、「忘年会や新年会は積極的に参加しろ」の行政指示には呆れる。
次の波が押し寄せるのは容易に想像できる。指示した役所の思考を疑うしかない。

衆議院選挙結果はどうなるものか。
野党共闘に共産党が参加していることで日本が終わると自民・公明が絶叫ずる。
本当なら大変な事だ。
日米同盟も終わるとも叫んでいる。
本当に稚拙極まりない。
どこの政党が政権与党になろうともアメリカがこの国から出て行くはずがない。
ましてや中国との関係、台湾問題等々。
金は負担してくれる上、自国に傷を負うことなく、戦闘機も戦艦もミサイルも発することの出来る利用便利な日本から撤退など出来るはずがない。
子供でも分かる稚拙な叫びに思わずこちらが喚きたくなる。
いやしくも国会議員選挙である。あまりに、幼稚で次元が低すぎる。

今年一番の明るい話題だったのは何と言っても大谷翔平君だろう。
若い頃と違い、野球をすっかり観なくなっていた。プロ野球、高校野球を問わずだ。
それが、今年は録画してまで大谷君を観た。
ホームラン連発の頃は、彼の打席に身体を熱くするほどだった。
昨年からずっと嫌な日々が続いてきた。だから本当に彼の存在には感謝している。
あと一つ。
山好きの自分に元気を与えてくれる番組がある。
それは、「グレートトラバース」の田中陽希さんだ。
彼の存在も自分を鼓舞してくれている。

来週末はもう一度、紅葉が進むであろう瑞牆山か金峰山に
ソロ登山しようかと考えている。

「今日の歌」
遠すぎる暗い月夜も 
見えないひかり眩しく照らすから
夢を見続けていた 
あなたと虹をみていた Ah Ah

愛が見えるから夜明け迎える いつでも終わりない輝きを
信じれば朝が来ると
信じれば朝が来ると

「アナタの横顔」
作詞 亀井和永子
作曲 亀井登志夫
歌唱 髙橋真梨子

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浅い眠り ... [徒然]

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眠りが浅い日々が続く。
夜中にふと目を覚ます。時計を見れば真夜中の2時30分。
心配とでも云うのか得体の知れない不安が漂う。
別に取り立てての心配なんてありゃしないのに。

寒い雨の朝だった。
気温はもう年末のよう。
これで一挙に山々は紅葉に染まるのだろう。
もう今日のような気温だとテント泊は辛い。
寝袋に潜り込んで車中泊か。
年内にもう一度、赤黄に染まった2千メートル級を目指したい。
甲斐駒や仙丈ヶ岳なんてどうだろう。
今週末はダックスの診療があるので、山行はできない。
常時コルセットで固められたダックスを見ていると不憫でならない。
車椅子を考えるか。

最近、渡辺真知子の「唇よ熱く君を語れ」がやたらと頭を巡る。
自分を鼓舞できる歌だ。
彼女やサーカスが活躍していた眩しい時代が懐かしい。
サーカスのステージは何回か経験しているが、
洗練されたハーモニーが素晴らしかったことが強く印象に残る。

真梨子さんのファイナルステージは実現するだろうか。
三公演のチケットが当選した。
何とか、コロナの感染激減がこのまま続いて欲しい。
学生だった若き日から今日までずっと真梨子さんを追い続けてきた。
謂わば己の青春そのものである。

山の相棒K君との山行は楽しい。
でも、やはり一番好きなのはソロ登山だ。
勝手気ままにノルマを課して登る。
スピード登山であったり、鎖ノータッチであったりと自己満足に浸る。
下りを走るときの快感とか。
あまり百名山には興味がない。
それでも半分辺りは登っているのか。
有名無名関係なく山は良い。
急登を登り切った瞬間の喜びと達成感。
あぁこんなことを書いていたら足がムズムズしてきた。

「今日の歌」
 一人ぼっちになりたいと 思う人ほど
 さみしい人
 大声出して 笑える人の涙ほど
 美しいもの

               「コオロギ」
                作詞・作曲・歌唱 加川良

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もう秋だ ... [徒然]

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息苦しくなる湿気に汗が噴き出た。
慌ててエアコンの除湿ボタンを押す。
室外機のホースから絶え間なく水が流れた。
気温は26度。
適度の暑さだ。あっ!こりゃ雨が降るのか。
しばらくすると予想通り雨が落ちてきた。
短い時間でその雨も止んだ。
雲間に青空が顔を出した。
先ほどまでの湿気が消えて、エアコンの風が冷たくなった。
秋は台風のシーズンだ。今も、台湾沖に強烈な台風が発生してるが
政治同様、進路をあまり右に傾けないで欲しい。

7月に入ってからダックスが歩けなくなってしまった。
ヘルニアの再発だ。
食欲も変わらず、元気も良い。痛みもないようだ。
この秋で13歳を迎える老犬だからもう手術は考えていない。
全身麻酔の結果、死んでしまうかも知れない。
処方されているステロイド系飲み薬も長くは続けられない。
毎日リハビリを兼ねたマッサージを繰り返す。
薬の影響で排尿回数もやたらと多い。日に5,6回のオムツ替えも欠かせない。
ウンチも肛門付近を揉んで排出させている。
犬と人間の老老介護である。
明日は2週間毎の通院日。
患者の多い病院なので8時過ぎには出発しないと3時間は待つはめになる。
縁あって引き取った愛犬だから出来うることはしてやりたい。
愛おしくて堪らない。

山も歌もご無沙汰だ。
ましてや歩行困難なダックスがいるから尚更である。
県跨ぎが可能になったらと山の準備はとっくにできている。
まさかダックスが歩けなくなるなんて想像もしていなかった。
もう2ヶ月まるまる山を登っていない。
コロナとダックスの二重苦になるなんて。
それでも来週辺りから近所の山を登ってみるか...

真梨子さんの近況が全く伝わらない。
ファンクラブも解散してしまったから情報を得る術がない。
HPを覗くと年末のディナーショーは実施するらしい。
でも彼女の本領発揮はホールのステージだ。
拓郎がそうだったように数回だけで良いから、コンサートを開いてもらえないものか。
じゃないと彼女もこちらも年を重ねるばかりになる。
数十年、彼女を聴き続けてきた自分の人生が侘しくなりそうだ。
苛立ちの2度目の秋がやって来た。








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EQの定義に納得する ... [徒然]

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いつでも降るぞ!とばかりの灰色の空。
またゲリラ豪雨まがいの雨が降り出すのだろうか。

ダックスの下半身は麻痺状態のままで、一日中同じ場所で横たわっている。
弱めのステロイド剤を与えているが好転してくれるのか心配で堪らない。
一日三回、オムツを取り替える。
食欲も旺盛で目力も以前と同じ。
今はそれが唯一の安堵である。
先週の診療時に腹と尻周りの毛を刈ってもらったが、
自力で立てないオムツ替えに手こずっている。

大谷翔平君のオールスター戦出場に希望が見えたような気がした。
日本人の青年がアメリカで主役を張っている。
老若男女が彼の一挙手一投足に注目する。
子供の憧れにもなった。
大谷君の表情には陰りがない。
この青年は公私共に公明正大に見受けられる。
本当にサイボーグかも知れないなどと失礼な妄想を抱いてしまう。
滅多にお目に掛からない好青年だ。
きっと育った環境の賜物なのだろう。

酒類問屋に強権発動だ。
綿のように軽い西村康稔大臣が意気揚々と会見していた。
金融機関に手を回すぞと...
もう周知の通り、綿菓子男の策ではない。
官邸と官庁の浅はかな策略だった。
撤回した途端に今度は金を配るという。
どこかに水戸の黄門様はいないものだろうか。
助さん格さんと今の政府自公民を成敗して貰いたいものだ。

IOCのバッハが日本人と中国人を間違えたという。
まぁこんな程度の人物だ。
彼の頭の中は金しかないのだから。
本当に広島を訪れるのか?
偽善の祈りなんて地元は喜ばないだろう。
なんて図々しい男なのだろう。

ネットで興味深い記事を読んだ。
EQ(共感能力)というものだ。
いくら頭脳明晰でもこのEQが低ければ欠陥人間らしい。
その記事によればEQとは次の要素だという。
1.自分の感情を正確に知る
2.自分の感情をコントロールできる
3.楽観的にものごとを考える
4.相手の感情を知る(いわゆる共感能力である)
5.社交能力(これを身につけるためには、上記4つの要素を満たす必要がある)
(アメリカでは、IQ的な知的機能が高い人間は社会で成功するはずだという暗黙の了解があるが、その一方、感情のコントロールが悪い、対人関係能力が乏しい、といった人々はいくら学歴が高く知能が高くても、世間での成功は難しい、と見なされるようになってきた。)

何となく合点がいく。
先の西村康稔大臣は東大卒業後、官僚になったらしいから頭は良いのだろう。
しかし、綿菓子のように軽い。EQが低いのである。
大谷翔平君はどうだろう。IQもEQも相当に高く思える。
菅首相や安倍晋三さんや麻生太郎さんはどうだろう。
IQもEQも相当に低い。多くの人が同意してくれるはずだ。
だけどそんな人たちがこの国の舵取りを決めている。
そして、沈みそうになるといち早く逃げ出すことも多くの人は知っているのだ。
狡さだけは突出している。



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今年の梅雨 ... [徒然]

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気持ちまで折れそうになる今年の梅雨。
毎年繰り返す土砂災害。
今年は熱海でそれが起きた。
3名の死者が出た。安否不明者も80名にのぼるという。

人気野球選手だった大島康徳さんが亡くなった。
長い闘病生活を送っていたという。
つい最近NHKBSのメジャーリーグ解説で声を聞いたばかりであった。
野球の絶頂期に活躍した姿が懐かしい。

困った。
三日前からダックスが歩けなくなってしまった。
ヘルニアの後遺症だと思う。
下半身が麻痺しているようだ。
だから頻尿になったのだろう。
数年前にヘルニアの手術をした横浜の病院に行ってきた。
老犬なので麻酔を使うMRI診断は断った。
レントゲンの結果、背骨には目立って悪い個所は無かったが
後ろ足関節付近が石灰化しているらしい。
全身麻酔での手術なんて出来っこない。
それこそそのまま死んでしまう。
温存治療の選択しかない。
ステロイドを注射してもらい帰宅する。
食欲はあるが量を少なめにした。
可哀想だが体重を少しだけ軽くするしかない。
人間の介護と比べては何だが、小さいとはいえ動物である。
下の世話だけでも大変な作業になる。
小さな口を開けアーモンドの目でこちらを見つめる。
我が家に来てからどれだけの癒やしを与えてくれたことだろう。
「大丈夫だよ」と声を掛けながら涙が止まらない。
これからはこちらがダックスに感謝のお返しをする番だ。
動物は繊細だからこちらも気持ち穏やかに接しってやらなければならない。
5歳で家族に迎えてから8年が経過する。いやたった8年である。
捨てられて野良犬になり、家族になってからも何度も身体にメスを入れ
数えきれないほど薬を飲んできたのに...
苦痛を味わうために生を受けたとしたら神を恨む。
コロナ禍が世間を一変させた。
人の心も荒んでいる。
当分は穏やかな暮らしなど望むべくもないだろう。
しつこさが苦手なダックスの顔に頬ずりしながら添い寝している。
悪いけどそうさせてくれよ。





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筋肉疲労か ... [徒然]

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梅雨の中休みもそろそろ終わりになりそうだ。
週間予報の傘マークが多くなってきた。
予定が入らなければ週末はまた山だ。
そのためにポンチョを手に入れた。
近くの低山ならこれで十分。
ザックまですっぽりと被ることが出来る。
先週末の大山トレックは胸に大きなダメージを植え付けた。
大山は年間に10回ぐらいは登っている。
コースも豊富だが先週はオーソドックスに女坂コースを歩いた。
下社に着いたとき嫌な感覚は既にあった。
右足に張りを感じていた。
山頂を目指す気力も薄かった。
参拝の後珍しく30分ほど休憩を取った。
こんな時は事故や怪我を想定し戻り返すことが鉄則だが
そのまま登拝門の長い階段を登り始めた。
その後、立ち休みを繰り返しながらやっと山頂に立つ。
コースタイムを10分ほど上回った。
こんなことは今まで無かった。
恐らく最近のハードな山歩きによる筋肉疲労だと思うが
寝不足が主原因かもしれない。
いつも通りの時間に眠り始めるのだが夜中に目覚めてしまう。
そのせいかいつも気分が晴れない。
人と話すのも億劫で困る。
仕事で人と会った後などぐったりと疲れる。
以心伝心かダックスまでかったるそうだ。
それでも週末が近づくと地図を広げる。
テントを引っ張り出しあれこれ点検する。
もう若くはない。いい加減にハイキング程度で楽しめば良いことは分かっている。
しかしあの3000m級の景色が目の奥に焼き付いている。
もう麻薬と同じだ。そのために毎週歩く。
登山は究極の自己満足世界なのである。
コンサートの終了時は何とも言えぬ寂しさに包まれる。
あぁ終わってしまったと。
でも山は365日そこに立っている。
天候さえ心配なければいつでも登れるし、見ることが出来る。
ところでクミコの小コンサートが開催された。
ワクチン接種が終了していれば行きたかった。
でも駄目。1回目でさえ終わっていないのだから。
当分はお皿で鑑賞するしかないか。






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嵐の日に ... [徒然]

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何を怒っているのか。
何に八つ当たりしているのか。
天の機嫌がすこぶる悪い。
朝から横殴りの雨が降り続けている。
老犬のダックスがオシッコを漏らすようになった。
犬種的にはそうなることが多いらしいがまた余計な仕事が増えてしまった。

東京五輪はもう立ち止まれないのだろう。
もし開催されたとしたら五輪史上の汚点になるのだろうか。
政府分科会の尾身さんが主張しているように開催は狂気の沙汰だ。
どうしてかなんて理由は書かなくとも誰だって分かる。
オーストラリアの女子ソフトボールチームの早期来日を素直に歓迎できない自分がいる。

「安倍晋三」さんと「菅義偉」さんは総理大臣になってはいけない人だった。
失礼な物言いだが頭も性格も悪すぎる。
しかし、こんな人たちに限って自分は優秀だと勘違いしているから始末に悪い。
取り巻きも酷すぎる。
もうこの国には国や民を慮る政治家はいないのだろう。
連立を組む公明党にしたって箍の役目を果たしていない。
この政党は票稼ぎの福祉にしか力を入れない。
安倍政権から続く陳腐な政治は野党にとっては大きなチャンスである。
極めつきがコロナと五輪のはずだが残念ながら今の野党に期待などできない。
些細なつばぜり合いばかりだもの。
日本共産党は何故党名に拘るのだろうか。
まともな政策は共産党ぐらいなのに。
党名を変えなければこの党に未来はない。少なくともこの国では...

時節柄指から生まれる文字はついつい愚痴ばかりになる。
明日の天気はどうだろう。
丹沢のヒルに恐れをなして、御坂山塊を歩こうと考えている。
K君も同行するというので”王岳”に目標を定めた。
県外移動は気が引けるが山ぐらいと勘弁してもらう。
趣味と食い扶持じゃ比較にもならないが飲食店の辛さがよく理解出来る。

伝われ 伝われ 身体づたいに この心
伝われ 伝われ 身体づたいに この心

言葉なんて迫力がない 言葉なんて なんて弱いんだろう
言葉なんて迫力がない 言葉はなんて なんて弱いんだろう

        「ボディ・トーク」 作詞 中島みゆき 歌唱 中島みゆきより引用

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「無言坂」... [徒然]

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ずっと更新をさぼってしまった。
ついつい愚痴はつぶやきに逃げている。
それとて消したり戻したりの有様だ。

コロナ禍も一年が経過した。
一向に好転しない。
救いはワクチン接種が進み始めたことか。
いやいや自分など未だに接種券(クーポンと名付けた軽薄さ)さえ届かない。
政治や行政のいい加減さはいつの時代も変わらない。
原発崩壊時と同様病原菌を前にして手も足も出せないままだ。
今回それに追加されるのが日本医師会。
今時の言葉に代えると「上級国民」とでも言うのか。
彼らの頭の中は既得権益を守ることばかり。
もう憤ることにも疲れてきた。

東京五輪開催も既定路線。
国民が何を言おうが中止は無かろう。
仕方が無い。我々が支持をしてしまったと同じなのだから。
それが民主主義なのだろうさ。
何を書いても何を言っても捨て鉢になりそうだ。
自分になんて何も出来ない。

ヒルに食われようが山を登ろう。
愛おしいダックスを腕に抱こう。
今の癒やしはそれしかない。
貧乏だったけど昔は良かった。
みんなが優しかった。

あの窓も この窓も 灯がともり
暖かな しあわせが 見える
一つずつ 積み上げた つもりでも
いつだって すれ違う 二人

帰りたい 帰れない ここは無言坂
帰りたい 帰れない ひとり日暮れ坂

            「無言坂」 市川睦月 作詞 香西かおり 歌唱より引用






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ダンスパーティー ... [徒然]

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予報通りの荒天だ。
スーパーコンピューターと気象衛星のお陰で予報が正確になった。
すこぶる日当たりの良い南面ベランダで育つブルーベリーの枝葉が
心配になるほどの強風に揺れる。
摘花をしていないために数えきれないほど実をつけている。
床には小さな実が落ちていた。

首都圏にある観光地の昨日の人出は多かった。
気持ちは分かるが怖さを感じないのだろうか。
我が市にある江の島にも人々が大挙したとニュースが伝えた。
人口40万人超えの我が市が自粛地域の対象から外れているのが理解出来ない。
湘南海岸付近住民はさぞかし迷惑したことだろう。

とうとう何もしないまま連休が明ける。
山へも買い物にも出掛けず自宅で漫然と時間を過ごした。
注文していたトレランパンツが届く。
なにもトレランをするのではない。
このパンツは縫い目が極端に少ない。
今回で2本目だがとにかく気に入っている。
山岳パンツと比べ格段に膝の動きが軽くなる。
水にも傷にも強い割に生地は相当に薄い。
連休明けで人出が減る週末の山行が楽しみだ。

今年の連休も山岳遭難が多いようだ。
どれもこれもそれなりに自信を持つ登山者だっただろう。
しかし今の時期の高山はまだ深い雪に覆われている。
ましてや気圧が目まぐるしく変わる春山は一気に天候が悪くなる。
ホワイトアウトに遭遇したらまず東西南北は分からない。
当てずっぽうで歩き回ると命を落とす。
高低に拘わらず登山は臆病のほうが良い。

また明日から日常が戻る。
そろそろ不織布マスクを調達するか...
本当に馬鹿馬鹿しくなるコロナ禍だ。


この白い街並 春が来たとき
瞳をかすめてく それぞれの場面が

人を愛するため 人は生まれた
傷つき敗れても やさしくなれるはず

誰もがつかみたい 夢はあるけど
ジェラシーかくせない ときめきの瞬間
                     髙橋真梨子作詞「遙かな人へ」から引用

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鳥になれ おおらかな ... [徒然]

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黄金週間の本番に入った。
ベランダから眺める小田急線はどれも空っぽ。
コロナが形を変えて汚染し続けている。
コロナ禍も1年が過ぎた。
マスクはもう衣服の一部になってしまった。
時間がいくら経過しようと日常は変わらないまま。
相も変わらずこの国の水際対策はことごとく失敗している。
学習能力に欠けるこの国の政治。
それでも東京五輪に執着し続けている政治家達。
どう考えても無理なものは無理だ。
もう自民党には自浄する力の一片も残っていないのだろうか。
拓郎のヒット曲「落葉」を口ずさむ。
「この国ときたら 賭けるものなどないさ 
 だからこうして漂うだけ」

K君と約束していた北アルプス「表銀座」行を中止した。
中房温泉も燕山荘も大天井岳ヒュッテもキャンセルとなった。
意気消沈する。
そのために毎週山を歩いて足を作ってきた。
1回の行程を15キロも歩いてきたのに。

まぁ愚痴を吐いても前へは進まない。
山はいつでも待っているから。

ダックスの健康診断を済ませた。
腎臓の数値が幾分高めという以外至って健康体だった。
高めと言ったって許容範囲で自分の方が余程不健康である。

春の山は美しい。
緑のモザイク模様が目に染みる。
数年ぶりで箱根外輪山を半周してきた。
仙石交差点から湿性花園経由で丸岳へ。
そのまま乙女峠から金時山までの縦走だった。
長尾峠で伊豆からやって来たという女性と出会った。
登り始めて1年だと言っていたが脚力のある女性だった。
久しぶりの丸岳からの眺望はまるで絵はがきのよう。
駿河湾、芦ノ湖、神山、大涌谷とご馳走が広がっていた。
人の少なさにも満足したが乙女峠と金時山は人の佃煮状態でちょっと意気消沈した。
山頂の金時茶屋でかき氷を注文。
ここの小屋番はいつも接客が良い。
高尾山系のそれとは大違いだ。
いつもの矢倉沢登山口へ下山したが、暑さのせいもあり疲れた。
帰りはちょっと寄り道して御殿場市街にある「虎屋」に立ち寄りあんみつを食べてきた。
嘆いてばかりじゃ仕方がない。前へ進まなきゃ。
さてこの黄金週間に不要不急の登山を控えたものか思案している。

今 過ぎた昔は
はるかに遠く
夢のように浮かび来る
それは希望たち
泣かないさ
もう二度と
くりかえすこともない

鳥になれ おおらかな
つばさをひろげて
雲になれ 旅人のように
自由になれ
                五輪真弓「時の流れに〜鳥になれ〜」 より引用


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されど春 ... [徒然]

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全面 春です。
嫌な話に蓋をして山を登る...
これぞ人生の最良。

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

                     吉丸一昌作詞「早春賦」より引用

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オーガスタ ... [徒然]


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視界が灰色のコロナ禍に奇跡のようなニュースが舞い込んだ。
プロゴルファー「松山英樹」さんのマスターズ優勝。
ゴルフは古の学生時代から10年ほど夢中になったことがある。
スコアメイクなんてお構いなしに飛ばしまくっていた。
ベストスコアは78ってときもあった。(これ自慢ですから)
ところが性に合っていなかったようですっぱり止めてしまった。
それからは山と川と海。
そして残ったのが山と云う訳だ。

こんな日に限って寝坊した。
テレビを点けると残り4ホール。
萎縮することなくプレーする松山選手に感嘆した。
とにかく舞台はマスターズ選手権だ。
世界一の大舞台だ。
この時期ジョージア州にあるこのゴルフ場はツツジが満開になる。
二十代の初めこの州に1年ほど遊学したことがあった。
その際、1回だけこのクラブを見学したことがある。
深南部だから人種差別は強い。
世界に誇るゴルフクラブであっても「ジャップは出て行け!」と罵る輩がいた。
現地の友人達が殴りかからんばかりに抗議したことを酸っぱく記憶している。
まぁそんなことはどうでも良い。
とにかくこの大会だけは昔から特別だ。
ジャンボ尾崎、青木功、中嶋常幸...幾多の日本人名選手がここで膝を折った。
ガラスのようなグリーン。悪魔のようなバンカー。手招きしている池面...
日本選手の優勝などこの先もあり得ないと思っていた。
それがそれがである。
ずっとアメリカに根を下ろし努力した結果が今日に繋がった。
松山英樹は凄い。本当に見事だった。
アメリカからの中継で正座して観たものは今日と松井秀喜の満塁ホームランの二回だけ。
他人事ながら嬉しくて堪らない。
オリンピックで金メダルを獲るよりも凄いことだと自分は思っている。

走れ!走れ!走れ! 我武者らに
走れ!走れ!ただGOALまで
掴め!掴め!掴め! 手を伸ばし
掴め!掴め!時を追い越せ

走れ!走れ!走れ! 信じるまま
走れ!走れ!未来へ 先回り
届け!届け!届け! 真っ直ぐに
届け!届け!愛よ 君まで 

                    大黒摩季「走れ!走れ!走れ!」から引用



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「コバルトの季節」... [徒然]

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春晴れって言葉があったかな。
今日も過ごしやすい一日だ。
昨日の土曜日は陣馬山を登ってきた。
目的とする山はなかった。
ただ漠然と陣馬山と決めた。

五輪開催の未練絶ちがしだったのか飲食店への補償を惜しんだのか。
緊急事態宣言解除が早すぎたつけが回ってきたようなコロナ感染者増。
またもや時短と外出自粛のお願いである。
ワクチン接種もほんの僅か。
医療従事者さえ打てない数のほうが大きいと云う。
あれやこれやと弁解はするが能力の低い政権と厚労省だ。
黄金週間まであと少しと云う今の段階でこの様だ。
菅首相は連休中に外遊するらしい。
我々の健康と命なんて蚊帳の外ってことか。
喜劇のような聖火リレーも続いている。
東京都も五輪開催命で感染検査も少なくしているのだろう。
常識から考えても大阪の感染者数を下回る訳がない。
もう人々を押さえ込むことは難しいだろう。
みんな呆れ果てお上の号令には従わない。
なるようになれのケセラセラじゃないか...

そんな中、不謹慎ながらまた山を登った。
相模湖駅近くの駐車場に愛車を停めた。
中央線で一つ先の藤野で下車する。
バス停で時刻表を確認すると1時間も待つことになるらしい。
歩くしかない。
案内の矢印に従い歩き出した。
しばらく進むとトンネンルが見えた。
どうもこの中を通過するらしい。
はるか先に登山者グループの賑やかな声が聞こえた。
トンネルを抜けひたすら歩く。
一体どこまで歩くのだろう。
20分ほど進んで登山口の案内表示が見える。
トレッキングポールを組み立て、靴紐を締め直しいざ出発だ。
初めてのコースなので先が全く分からない。
いくつかのコース案内のうち「奈良子コース」を進んだが
行けども行けども舗装路を進むだけだ。
先行者がいるので間違いはないのだろうが、「俺は山を登りに来たんだぜ」とひとり愚痴る。
「陣渓園」という名の旅館前を通り過ぎ、やっと登山口に到着する。
長い登りの舗装路を歩いてきたので登山開始前から足の裏とつま先が痛いし、
随分と汗もかいた。
それほどの急登もなくコースタイムの7掛けほどで「奈良子峠」に着いた。
あとは数十分も進めば山頂である。
人気のコースだけに人は多いので、ここからはマスクは付けっぱなしになった。
登山メーカーのマスクだけに息苦しさは軽いのだがやはり鬱陶しい。
山頂に到着する。
天を仰ぐ白馬のレリーフが迎えてくれた。
人の数はそれなりに多い。
鯉のぼりが泳ぐ西面に腰を下ろし早めの昼飯の準備をする。
売店で板を借り、その上にガスコンロを置いた。
アルミ鍋のうどんを温める。
ガスを止めたところで売店の主人から注意を受ける。
山火事防止のため次からは指定の場所に置いてくれと言われた。
知らなかったこととは云え、うっかりだったことを詫びる。
40分ほどで下山を始める。
分岐の明王峠からは走って下った。
愛車までの総距離は約15キロ。
結構歩いたのだが物足りなさが残る一日だった。

ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶え間なく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

 「コバルトの季節の中で」
             作詞 小谷夏(久世光彦)歌唱 沢田研二 から引用 



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重たくってしょうがない ... [徒然]

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今日も天気が良い。
だけど空は灰色で空気も澱んでいる。
こんな日々が続くせいか気分は低空飛行のままだ。
嬉しさにも心が躍らない。

そんな気分を払おうと昨日の午前に金時山へ出掛けた。
昼までに戻れば周囲に迷惑も掛かるまいと急遽思い立ったのである。
いつもの駐車場に愛車を停め、午前8時に歩き始めた。
ここでも空気は変わらず清涼感など微塵もなかった。
春特有のものか黄砂のせいなのか知る由もないが気分が重くなる。

矢倉沢登山口から出発する。
コースタイムは70分。
平日だから登山者は皆無。
鬱々とした気分で緩い登山道を進んだ。
分岐に到着する。
明神が岳に変更しようかとも考えたが、昼には戻れないだろうと
予定通り金時山を目指す。
仙石原や外輪山の眺望もベールを被ったようにぼやけている。
50分で山頂に到着した。
数名の先行者が休憩していただけで静かなものである。
富士山の姿形など影もなし。
10分ほどの休憩後ピストンで元来た道を走って戻った。
小田原経由で帰宅した時刻は正午前。
軽い昼食後、仕事場へ出向いた。
山を登ってみても気持ちの落ち込みは解消せずだ。
何だか中途半端の一日になってしまった。


同じ夢を
追い掛けた道も
今は遠く
平行線描いて

楽しい思い出ばかり
浮かぶ 不思議にね
君のいなくなる
この部屋の広さにも
馴れなきゃ
                  松本隆「チューリップ」(クミコ歌唱)から引用

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今日も春 ... [徒然]

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春の盛りと呼ぶには少々暑すぎる。
Tシャツにシャツを重ね着すると息苦しくなる。
半袖の若者も多いが、年齢的に真似するのも何だかなと躊躇う。

クミコのブログで両親の介護を知る。
失礼ながら若くはない一人娘が老いてしまった親の面倒を見ることの
大変さは想像に難くない。
ましてや人気商売の芸能人だ。
コロナ禍が幸いしたと言っては不謹慎だろうか。
ブログの一語一語に彼女の人間性というか人格が表れている。
親子、家族の関係性を改めて考えさせてもくれる。
彼女は一級のエッセイストだと心奥から思う。
ただ、ぶれない彼女の心が心配だ。

昨日は参った。
昼食用にコンビニで買ったトロロ蕎麦に中ってしまった。
午後の数時間嘔吐と寒気で身が細る思いだった。
もしかしてこれがコロナか何てことも頭を過った。
尾籠な話で申し訳ないが上を下への大騒ぎだった。
出し切ってしまったら気分が落ち着き、嘘のように体が軽くなった。
急性のアレルギー反応だったのだろう。
飯粒より蕎麦が好きなので、蕎麦に中る筈はない。
だから犯人はトロロだったのだろう。
コロナ感染ではなかったことに一先ず安堵した。

K君よりLINEが届く。
予定していた宝剣岳は中止にして、月末に北アルプスの燕を登ろうとの誘いだ。
雪があるならどこでも良いから、「燕山荘」の予約を頼んだ。
ほぼ毎週の低山登山を熟しているので足は相当出来上がってきた。
恐らく「合戦尾根」もそれほど苦にはならないと思っている。

WOWOWで真梨子さんのカヴァー・ステージを再放送した。
既にBDに収めてあるのだが改めてTV鑑賞した。
彼女のカヴァーはいつも素晴らしい。
「時間よ止まれ」は一番好きなカヴァーである。
2010年の「Sing it!」で歌われた。
あの頃の真梨子さんの輝きは眩かった。
目が合ったような気がしたとき、思わず下を向いてしまった記憶がある。
自意識過剰気味な自分が恥ずかしいが、真梨子さんに恋い焦がれていた証だろうか。
ファンクラブも閉鎖し、サヨナラコンサートの予定も立たない。
拓郎に続いて真梨子さんだもの。
耐えに耐え続けているアーティストとそのファン。
役人達のデタラメぶりに怒る自分が虚しくなる。

あなたがここにいて
抱きしめることができるなら
私はもう他になんにもいらない
どんなときもそばにいたいよ
なによりも愛おしいから
あなたはあなたのままでそのままで
大丈夫 私がいるよ
数えきれない季節を越えてあなたと歩んでいきたい

            miwa 「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」より引用

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